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不定期日記(過去ログ)

2019年



2019.12.10
[情報館]更新

[新刊]
 東京創元社「ミステリーズ!」2019年 Vol.98
 鯨統一郎『文豪たちの怪しい宴』創元推理文庫

『池上遼一 Art Works』の見本刷りを緑のベムが持って来てくれた。男編と女編の二冊に分かれていて、箱に入っている。絵が凛々しくて、格好いいね。

『文豪たちの怪しい宴』を、さっと読んでしまった。夏目漱石の『こころ』を取りあげているのがさすが。

 ジャック・ドゥルワール『いやいやながらルパンを生み出した作家 モーリス・ルブラン伝』を読了。原書にある巻末の著作リストを省かないでもらいたかったな。

   


2019.11.30
 昨夜から今朝にかけて、積雪5センチ。
 除雪機もスタンバイ。

 南雲堂の「本格ミステリー・ワールド・スペシャル」から、吉田恭教氏の新作『捜査一課 ドラキュラ分室』が12月6日頃に発売になる。見本刷りがロケットで到着。
 劇場型の大事件と、たんさくの謎解きが同居した贅沢品。新シリーズとなる可能性もあり。

   
   


2019.11.28
[新刊]
 東川篤哉『魔法使いと最後の事件』文藝春秋
 辻堂ゆめ『卒業タイムリミット』双葉社

 一昨日の夜、映画館で『ターミネーター・ニューフェイト』を見てきたが。設定のあちこちに疑問があったり、この話なら、アーノルドは要らないよなあ、とか。

 一昨日、愛犬との散歩中に、天然のナメコを発見。とはいえ、少量だったので、来年に期待して採取はせず。

 今朝は雪模様。ついに本格的な冬に突入。

   
   


2019.11.20
 写真は、一昨日の妙高山。上の方に少し雪が降ったようだ。

 で、今朝はうちのあたりも粉雪。というか、みぞれかな。昼頃には雨はなくなり、雪のみちょっと。そして、晴れる。
 いよいよ冬だ。

   
   


2019.11.16
[新刊]
 歌野晶午『間宵の母』双葉社

 手塚治虫の本が2冊、ルパンの奇巌城の宝物庫から出てきた。どっちも解説が素晴らしい。B5判と大きいので、手塚先生のタッチが良く解る。

『ばるぼら オリジナル版』小学校クリエイティブ――手塚眞氏が監督した実写映画『ばるぼら』が来年公開されるので、それに合わせての刊行。巻末に、単行本もしくは全集未収録の、大人向けナンセンス・マンガが5編、収録されている。それだけでも、これは買い。

『鉄腕アトム プロローグ集成』立東舎――朝日ソノラマのサンコミックス版『鉄腕アトム』で、各作品(全部ではないが)の頭に描き下ろされた、作者自身による解説マンガを集成。そこにさらに、編者による文章の解説まで付けたという凝ったもの。その他、初収録のアトムの絵とかアトム作品とかもふんだんに収録されている。無論、即座に買い。

 


2019.11.13
[情報館]更新

[新刊]
 妹尾アキ夫・翻訳/横井司・編『至妙の殺人』論創社(論創海外ミステリ)
 J・S・フレッチャー『バービカンの秘密』論創社(論創海外ミステリ)

 アカカンのスキー前売り券を買いに、アカカンのゴンドラ乗り場に行ったら、「今年からネット販売のみになりました」だと。前売り券も2500から3000円に値上げしていたし(消費税が値上がりしたにしても……)。で、ネット販売だと、送料や銀行振り込み料など、余計な経費がかるんだよね。とにかく不便だ。

 昨日は、デリカD:5のタイヤをスタッドレスに交換。早めに対処。

 先月のことだが、キツツキに、外壁に穴をあけられた。かなり大きいので、大工さんに補修をお願いした。

 紅葉の季節が来た。例年より1~2週間ほど遅い。

   
   


2019.11.07
 愛犬の散歩の最中に、白灰色のキノコをたくさん発見。たぶん、ハイイロシメジかシロシメジだと思うが、確証はなし。一応、加熱すれば美味しく食べられるはず。が、手を出す勇気はなし。
 あと、直径30センチほどの正体不明のキノコ。

   


2019.11.05
[新刊]
 高田崇史『QED 優曇華の時』講談社ノベルス

 eclipseの新アルバム『paradigm』を聴く。今回も、全曲85点。アルバム全体で90点。いつもより、ややミドルテンポの曲が多い。変化と言えば、それが少ない変化。

2019.10.30
[新刊]
 山田正紀『戦争獣戦争』東京創元社

 TOTO『ALL IN』を積極的に聴く。リマスターがすごく良くて、音が実に綺麗。特にボーカールが、すぐ目の前で歌っているように聞こえる。ボビー・キンボールの声が実に美しい。
 ファーストの中の2曲のエンディングが、これまでのCD(レコード)と違った形になっている。

2019.10.26
 韓国版のルパンの見本刷りが届いた。開いてみると、横書きなので、国内盤とはイメージがちょっと異なる。

 外部オイル・タンクとシンクの交換を業者さんにお願いしておいたところ、千曲川の氾濫で流されてしまったということで延期になった。

 愛犬の散歩中にジゴボウ(ハナイグチ)を数本、発見。煮物に入れて食べた。ツルリンとして美味。

 スムースコリーのレン、1歳の誕生日。みんなでチーズケーキを食べて祝う。

   
   


2019.10.14
[新刊]
 麻見和史『天空の鏡』講談社ノベルス
 東京創元社「ミステリーズ!」2019.Vol97
 方丈貴恵『時空旅行者の砂時計』東京創元社(鮎川賞)

 私の家のあたりは、一昨日の夜から昨日の夜まで、24時間停電であった。
 周囲には、まだ停電している地域もある。

2019.10.08
 先週のこと。ポストから手紙を取り出そうとしたら、手紙の下にハチがいて刺された。今度は右手人差し指。夏になってから、これで3度目。10歳の時に、国立市の谷保の田圃でミツバチに刺されて、それ以来、50年間刺されなかったのに、今年は立て続けに刺されてしまった。どういうこと?
 これではいかん――冬にはセキ喘息にもなったし――ということで、日曜日に善光寺の本堂でお祓いに参加してきた。厄落としになったかな。

 その前に、藤里の公民館によって「きのこ展」を見て来る。下の写真のものは、全部毒キノコ。

 アンソニー・アボット『サーカス・クイーンの死』は、ヴァン・ダインや初期クイーンばりに頑張っている。サーカスが舞台ということもあり、面白かった。

 長距離センサーにて、リビンコットの『おおかみ犬レッディ』(実業之日本社)を発見。トランスワープで転送収容。 

   
   


2019.10.05
[情報館]更新

[新刊]
 芦辺拓・他『ヤオと七つの時空の謎』南雲堂

 手塚治虫ファンクラブ発行「手塚治虫ファンmagazine」Vol.343が届いた。実は、今号をもって、「手塚治虫ファンmagazine」は休刊となった。創刊は1979年の4月。当時大学生で、旧・手塚治虫ファンクラブの会員だった私は、手塚プロが主催する新しいファンクラブの会長という立場を与えられ、会誌の発行にも関与することになった。創刊号でも記事を書き、この休刊号でも原稿を書いているわけで、感慨深いものがある。
 ファンやマニアの方々の支えがあって、40年間も続いたのだから、たいしたものであろう。
 執筆者の一人として、長年の御愛読に感謝いたします。

 


2019.09.29
[新刊]
 北村薫『本と幸せ』新潮社版
 アンソニー・アボット『サーカス・クイーンの死』論創社(論創海外ミステリ)
 サッパー『十二の奇妙な物語』論創社(論創海外ミステリ)

 PowerDVDでDTCP-IP機能をアクティブ化できない状態――要するに、DLNAで、他の部屋にあるディーガなどの録画番組が見られなくなった――になった。サイバーリンクのサポートに、フォーマットを使って問い合わせをしたら、返事が来るのに5日。新しいシリアル・ナンバーを送ってきて、それを入れたら、ちゃんと動作するようになった。
 しかし、正規のユーザーのサポートで、返事に5日もかかるのは、ちょっと遅すぎやしないか。

2019.09.19
[新刊]
 阿津川辰海『紅蓮館の殺人』講談社タイガ
 有栖川有栖『カナダ金貨の謎』講談社ノベルス
 鏑木蓮『乙女の悲』ハルキ文庫

「ビランジ」44号が物質転送機で到着。

 先日、ラフコリー四匹が飼い主を連れて我が家に遊びに来て、うちのレンちゃんとくんづほぐれつの走り回りをしてくれた。


2019.09.12
[新刊]
 鮎川哲也『死者を笞打て」光文社文庫

 新刊『死者を笞打て』には、初期短編も入っている。ありがたや。

 立東舎から発売になる、手塚治虫ノワール・シリーズの新刊『ブルンガ1世』の見本刷りが届く。B5判の大きな紙面で迫力満点。私も、資料提供でちょっとだけお手伝いした。

   


2019.09.09
 Dドライブを4TBの新品に変えて、これで《ビヨンド号》が正常に、そして、快適に作動するようになった。明日から、仕事をしよう。

 平安堂で複数のドローンを放ち、時代小説コーナーで、島田荘司先生の『盲剣楼奇譚』を発見。即座に転送収容。久々の吉敷もの。しかも、舞台が金沢っていうのがいいね。

 


2019.09.06
 今日もまた、デスクトップPC《ビヨンド号》に悩まされる。午前中は何事もなく使えていたのに、午後起動しようとしたら、スタートアップの途中で止まってしまう。その後、何度か起動を繰り返すうちに、スタートアップ修復を求められ、それも失敗に終わり、完全に起動しなくなる。
 仕方なく、3月のバックアップをCドライブに復元したところ、起動はするのだが、起動途中で3分から5分止まってしまう。
 起動した時に、デバイスマネージャーやコンピューターを調べたら、データー格納用のDドライブのミラー・コピー用であるEドライブが認識されていない。
 はずしたところ、ちゃんと起動するようになった。
 そう言えば、Eドライブは、前のパソコンの頃から使っているから、6年生だ。もう寿命だったようだ。
 このところの不調は、こいつのせいだったのだろうか。

 犬の散歩の途中で、真っ赤な(毒?)キノコを見つける。

   


2019.09.05
[新刊]
 寺沢武一『ARTWORKS OF COBRA』玄光社
 J・J・コニントン『キャッスルフォード』論創社(論創海外ミステリ)
 エリザベス・フェラーズ『魔女の不在証明』論創社(論創海外ミステリ)
 貫井徳郎『罪と祈り』実業之日本社

『コブラ』連載40周年を記念した寺沢武一画集『ARTWORKS OF COBRA』は、素晴らしい美しさ、迫力、濃い内容だった。ページをめくりながら、その画力にうっとりしてしまう。

 J・J・コニントン『キャッスルフォード』は、1920年代風の(実際は30年代に発表されているが)遺産相続もの。さっそく読んでみたら、銃殺とアリバイに良いトリックが使われていた。堅実な作風で、ジョン・ロードと同じ「退屈派」などと言われることはがあるが、ぜんぜん退屈はしなかった。

 6日前のこと。朝、デスクトップパソコン〈ビヨンド号〉を起動したら、作動がおかしい。

【症状】
(1)OSが立ちあがると、デスクトップのアイコン及びタスクバーをマウスでクリックしても反応しない。
(2)タクスマネージャーを起動すると(さらにはExplorer.EXEを再開すると)、全部ではないが、アイコンやタスクバーのクリックが可能になる。
(3)その状態でも、ブラウザで支障が出る。FIREFOXでは、検索窓で、日本語の文字のモードずれが起きる。また、閉じるボタンなどが効かない。
 Google chromeでは、2番目以降のタブ・ボタンをアクティブにできない。アドレス・バーに検索用の文字を入力できない。
(4)エクスプローラーで、ファイルのコピーや移動ができない。
(5)デバイスマネージャーでは、エラーは見つからない。

【試したこと】
(1)マウスのドライバーを削除し、入れ直した。
(2)ロジクール・マウスを使っているので、ドライバーを削除、入れ直した。

(3)「回復」のシステム復元で一週間前に戻したが、症状は治らず。
(4)デフラグ、チェックディスクをかけたが、症状は治らず。
(5)ソフトによるレジストリ・チェック、デバイス・ドライバーのチェック(最新にする)をするが、症状は治らず。
(6)スタートアップ修復を行なったが、症状は治らず。

(7)パソコン内の4枚のメモリーを抜き差しした。
(8)ディスプレイの出力を、グラフィック・カードからオンボード出力に変えてみたが、症状は同じだった。

(9)新しいSSD(サムスン SSD 860EVO(500GB))を用意し、今年の3月にCドライブをバックアップしてあったものを、復元。それを取り付けてみたが、症状に変化はなかった。
(10)そのWindows 7をWindows 10にバージョンアップしてみたが、症状に変化はなかった。

(11)Windows 7のクリーンインストールを行なおうとしたところ、マウスで選択をクリックできなかった。USB優先マウスを繋いだところ、マウスで操作できた。
 クリーンインストールはSSDのフォーマットの段階で取りやめた。

 で、最終的に解ったのが、ロジクール・マウスM705mが壊れていたということ。こいつのUnifyingレシーバーに、M702など他に二つのマウスをペアリングしていたが、それらを解除して、一つずつ、マウスとレシーバーを交換していったら、メインに使っていたM705mと一つのレシーバーの組み合わせで、Windows OSに支障を与えることが解った。
(今は、他社のマウスにしてある)。

 これが、クリックが効かないだけとか、チャタリングを起こすというような症状なら、マウスを最初から疑ったのだが、上のように、文字入力などにも影響を与えていたので、原因解明に時間がかかってしまったというしだいである。

 やれやれ。

   


2019.08.17
[新刊]
 麻見和史『奈落の偶像』講談社文庫
 小島正樹『ブラッド・ブレイン3』講談社タイガ
 東京創元社「ミステリーズ!」vol.96
 クリス・マクジョージ『名探偵の密室』ハヤカワ・ミステリ
 手塚治虫『ボンバ!』立東舎

 無間隔転送にて、論創社の『鮎川哲也探偵小説選Ⅲ』が到着。目次と解説を見てびっくり。さすが、鮎川先生。連載にもトリックを仕掛けていたんだなあ。

 立東舎の手塚治虫・シリーズ。今回はダーク・アンソロジーということで、『ボンバ!』を中心に、暗い雰囲気の大人マンガをセレクト。単行本未収録の「地下壕」を初めて収録。

 ハヤカワ・ミステリの『名探偵の密室』は、帯や解説を読むと、非常に面白そう。もろに新本格的な設定だし。

 


2019.08.05
[新刊]
 石持浅海『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』祥伝社
 柄刀一『流星のソード』祥伝社
 東川篤哉『伊勢佐木町探偵ブルース』祥伝社

 光文社のカッパ・ツーの選考会があったそうである。

 8月2日のこと。正午近く、お隣から、「道路の向こうの草叢が燃えているのだが……」と、電話が入る。あわてて消火器を二本持って走っていくと、幅15メートル、奥行き3メートルほどに渡って、枯れ草(数日前に草刈りされたもの)に火が点き、煙が出ている。
 急いで消火器を噴霧するが、意外と消える範囲が少ない。二本使っても三分の一も消えない。お隣さんにも消火器を持ってきてほしいと頼み、さらに家から二本の消火器を持ってくる。
 その間に、消防署へも電話を入れる。しかし、気が急いているせいで、119番という番号が頭に浮かばず、いつもアメリカのドラマの『シカゴ・ファイア』などを見ているものだから、911にかけそうになる。仕方がないので、警察の110番にかけようと、11まで打ちこんで、ようやく「日本の消防署は119番だ!」と、思い出したしだい。
 結局、六本の消火器を使ってほとんど鎮火させた頃に、消防車と救急車と交番のお巡りさんがやって来る。放水をして、完全に火を消して、それから、出火の原因を確認する。こんな場所は火の気がなく、たぶん、通りがかりの車からのタバコのポイ捨てだろうと推測していたら、やはり吸い殻が一本見つかる。
 その後、消防署二人、交番のお巡りさん一人、長野県警の刑事課から来た刑事さん一人に、同じことを説明しなければならなかった。刑事さんのは供述調書なので、四枚にわたって、ストーリー仕立ての話が書きこんであった(私はそれに署名)。

   


2019.07.31
[情報館]更新

[新刊]
 ロバート・ルイス・スティーヴンソン『眺海の館』論創社(論創海外ミステリ)

 来年、放映予定の『スタートレック/ピカード』。その予告編が公開。セブン・オブ・ナインやデータ(じゃなく、ビーフォーかな)の姿も。ライカー副長やカウンセラー・トロイも登場の予定とか。楽しみだあ。

 


2019.07.27
 オフィス・チェア評価シリーズ。今回はオカムラのコンテッサ・セコンダ。クッション・タイプ。ランバーサポート、固定大型ヘッドレスト付き。

 実売 13万円くらい。
 見栄え 10万円くらい。
 使用感 3万円くらい。ランバーが、全体の評価を下げている。
 ランバーサポート 0点どころか、マイナス30点。

 旧型に比べて、肘掛けが改良されてだいぶ良くなった。旧型は、先端が長すぎ、肘掛けの下がり方が足りないため、先端がデスクに当たるなど、邪魔で仕方がなかった。新型は少し下がるようになったし、先端が多少であるが後ろに移動できるので、あまり邪魔ではなくなった。しかし、もっと下がるようにするべき。
 座面が柔らかくなって、尻が沈んでいる感じがして、私はあまり好きではない(旧型はやや硬かったが、その分、下から尻を支えている感じがあった)。
 何よりだめなのが、ランバーサポート。旧型は分厚いバッドで、面積も広く、腰を充分に支えていた。ところが、新型はただの硬めのプラスチック。しかも、面積が狭い。そのため、背中や腰にゴリゴリ当たって痛い。なんで、こんな改悪を行なったのか。ひどいの一言。
 ランバーを外すと、今度は背中のメッシュの張りが緩すぎて、腰が丸まってしまう。
 アーロンやリープなどは、骨盤を立てたり、腰をしっかり支えたりしているわけだが、オカムラの椅子は(サブリナなどもそうだが)、ランバーが貧弱すぎて、高級なオフィス・チェアとは言えない。
 結論から言って、セコンダは、コスト削減のためのマイナー・チェンジであり、まったくお薦めできない椅子になってしまった。

 あと、オカムラのサポートに、ランバーの外し方を教えてくれと頼んだら、出張修理扱いと断わられた。あれこれいじっていたら、外し方が解ったので自分でやったが、あの程度のことを教えてくれないサポートもマイナス20点。

   
   


2019.07.15
[新刊]
 小島正樹『ブラッド・ブレイン2』講談社タイガ
 鳥飼否宇『天災は忘れる前にやってくる』光文社
 三津田信三『魔偶の如き齎すもの』講談社

 一週間前の午後のこと。チェーンソーで、生け垣の剪定を行なっていたら、アシナガバチに刺された。突然、左手の中指と薬指の付け根にバチッ、バチッ!と、鋭い痛みが。チェーンソーを投げ出し、手の甲を見ると、黄色いハチが二匹とまっている。驚いたの何のって。震動避けの分厚い手袋をしていたにもかかわらず、針で刺されたわけだ。
 手袋を脱ぐと、左手全体がジーンと痛く、重く、指が動かない。すぐに水で冷やし、傷口(がよく解らなかった)あたりを絞るようにする。
 写真は、刺されて1時間後くらい。最初の指が二本腫れて、だんだん手の甲全体がパンパンに腫れたというわけである。
 後で見たら、生け垣の中に、直径10センチくらいの、アシナガバチの巣があったとさ。

   


2019.07.08
[情報館]更新

[新刊]
 太田忠司『道化師の退場』祥伝社

『キャプテン・マーベル』鑑賞。けっこう面白かった。宇宙船内が暗くて、何だかよく解らない。

『アクアマン』鑑賞。かなり面白かった。『海のトリトン』+『マイティ・ソー』÷2。何とかの鉾って、もろにオリハルコンの剣だし(笑)。敵が弟ってのはやめて欲しかった。

FOXスポーツ&エンタテインメントで、『宇宙探査艦オーヴィル』シーズン2の放送開始! しばらく楽しめるなあ。

2019.07.03
 ルーパート・ペニーの『密室殺人』を読了。密室トリックは、かなり思いきったもの。「ぼく」という一人称による語り口が物語を印象深くしている。ルーパート・ペニーで初めて「面白い!」と、思った。

2019.06.30
[情報館]更新

 ヘルマン・ヘッセ『ペーター・カーメンツィント』光文社古典新訳文庫が、サンダーバード2号で到着。『郷愁』の新訳。
 ヘッセのデビュー作で若書きだが、それだけに初々しさと瑞々しさが、いい塩梅で同居している。

 岡野薫子『坪田譲治ともうひとつの『びわの実学校』』(平凡社)を、読んでいるところ。

 写真は最近のレンちゃん。毎日、はっちゃけている。
 カイが8歳になり、レアチーズ・ケーキで、みんなで御祝い。

   
   


2019.06.27
[新刊]
 ルーパート・ペニー『密室殺人』論創社(論創海外ミステリ)
 アンソニー・アボット『世紀の犯罪』論創社(論創海外ミステリ)
 加納朋子『いつかの岸辺に跳ねていく』幻冬舎

 ルーパート・ペニー『密室殺人』は、ズバリな題名だし、ペラペラめくってみたら、見取り図や表のようなものもあって、すごく面白そう。
 アンソニー・アボット『世紀の犯罪』と、横溝正史の『貸しボート十三号』に関連があったとは。知らなかった。

 鮎川哲也『鮎川哲也探偵小説選Ⅱ』を、物質転送機で取り寄せ。『Ⅱ』、『Ⅲ』は少年もののコレクションということで、読むのが非常に楽しみ。

   


2019.06.24
[新刊]
 小島正樹『ブラッド・ブレイン1』講談社タイガ

 カーター・ディクスン『白い僧院の殺人』創元推理文庫が、異次元チューブを通じて到着。創元推理文庫が進めている新訳プロジェクトの第6弾。
 原書にはない、立体的な見取図が付いているのが親切。場景がすごく良く解る。

 


2019.06.20
 手塚治虫『火の鳥オールカラー画集[愛蔵版](復刊ドットコム)と、喜国雅彦さんの『今宵は誰と ―小説の中の女たち―』(双葉社)が、異次元投下機で到着。

 


2019.06.16
 やった。『宇宙探査艦オーヴィル』第2シーズンが夏に公開とのこと。予告がFOXページに出た。

2019.05.30
[情報館]更新

 ポール・アルテの新刊『金時計』がイオン・ロケットで到着。何と、雪密室ものとは!

 昨日夕方も、黒姫山スキー場の上部へ、レンちゃんとワラビ採り。他の犬たちと(それから、その飼い主さんたちと)合流したので、レンちゃんは大はしゃぎ。ゲレンデを走り回っていた。

 


2019.05.29
[新刊]
 安萬純一『滅びの掟 密室忍法帖』南雲堂。
 エラリー・クイーン・ファンクラブ「QUEENDOM」110号

 安萬純一氏の忍者もの『滅びの掟 密室忍法帖』の見本刷りが、物質転送機で到着。6月1日頃の発売予定。

「QUEENDOM」も110号ですか。長寿だね。凄いなあ。

 今日は昼頃にレンちゃんと一緒に黒姫山へ。ワラビ採り。他にも数人の人がゲレンデいた。レンちゃんがさっそくワラビを見つけてくれた、という写真。

   


2019.05.27
[新刊]
 フランク・グルーバー『おしゃべり時計の秘密』論創海外ミステリ
 ノーマン・ベロウ『十一番目の災い』論創海外ミステリ

 今日も用事があって長野市内へ。若槻の平安堂を探査。『ナイトフライヤー』を見つけて転送収容。東京から配本が届くのに時間がかかったのかな。

2019.05.24
[新刊]
 吉田恭教『警視庁特殺 使徒の刻印』角川文庫
 柄刀一『或るエジプト十字架の謎』光文社

 久しぶりに長野へ行ったので、駅前の平安堂に寄り、次の本を転送収容。
 エドワード・D・ホック『怪盗ニックの全仕事(6)』創元推理文庫
 アレクサンドル・デュマ『千霊一霊物語』光文社
 高橋良平・編『伊藤典夫翻訳SF傑作選 最初の接触』ハヤカワ文庫SF
 花村恵里『アンのゆりかご 花村花子の生涯』新潮文庫

 ハヤカワ文庫SFの『ナイトフライヤー』は、センサーに引っかからず。

2019.05.14
[新刊]
 ミステリー文学資料館・編『森下雨村 小酒井不木 ミステリー・レガシー』光文社文庫
 石持浅海『パレードの明暗』光文社文庫
 山口雅也『キッド・ピストルズの醜態』光文社文庫

 例年より遅く、ゴールデンウィーク後半になって、ようやくタラの芽がたくさん採れた。
 例年どおり、東京から友人たちが来たので、家の前でバーベキュウ。

 とはいえ、ゴールデンウィークの間は長編原稿の仕上げ。以前、ポプラ社から頼まれた『永遠への冒険』を完成。編集さんが退職したので、途中で棚上げになっていたもの。

 事情があって、昨日は、30年ぶりくらいに、三浦綾子の『氷点』を読み返し。小学館から電子書籍が出ていたので簡単に手に入って助かった。

   


2019.05.03
[情報館]更新

[新刊]
ドリス・マイルズ・ディズニー『ずれた銃声』論創社(論創海外ミステリ)
メアリー・スチュアート『銀の墓碑銘』論創社(論創海外ミステリ)

 ドリス・マイルズ・ディズニーという作家は新顔なので、どんな感じなのか、読むのが楽しみ。

 タラの芽。今年の初収穫。3月下旬からずっと寒くて、いつもより2週間以上、季節感が遅れている。素揚げにして食す。独特の甘みと苦みのバランスが最高。美味。

 野尻湖畔にカタクリが咲いていた。こいつの根っ子で、本当に片栗粉が作れるのだろうか(今はジャガイモで作るらしいが)。

 本日は、黒姫の童話館で古本市。午前中は用事があり、午後2時半に行ったら、もうみんな店じまいをしているところ。というのも、霧が出ていて、山からすごく寒い風が吹き下ろしていたから。一つの段ボールの中を覗いたら、学研の「中学生の本棚 12 現代SF集』という題名が見えたので、内容もよく解らず、転送収容。「私が消えた」ドニェブロフ他、袋一平訳のソビエトSF集であった。

   
   


2019.04.22
 男装の麗人、東洋のマタハリなどと言われた川島芳子。その養父で、軍人の川島浪速の別荘が大正から戦後まで黒姫の六月村のはずれにあった。今は石碑が林の中に遺っていると聞いて、昨年から探していた。ただ、夏場は草木が生い茂っているので、分け入るのは難しい。そこで、雪解けの今しかないと、探しにいった。
 笹藪をかき分け、川の水をジャブジャブと渡り――というのも、別荘跡地に続く小道はほとんど形跡しかなく、橋も落ちてなくなっていたから――やっとのことで、川島浪速の石碑を発見。
 付近の人でも、60歳以下の人は、誰も川島浪速と石碑について知らず、知っていると教えてくれた方二人は80歳近い方々だった。
 川島浪速の別荘には炭酸の温泉が引いてあって、その炭酸を使って、「乙女サイダー」という飲み物を作って売っていたらしい。また、付近の子供達に教育を施したともされている。
 一部の資料(遺品)が、一茶記念館に保存されているらしいので、いずれ調査に行ってみるつもり。

   
   


2019.04.21
[新刊]
 辻真先『焼跡の二十面相』光文社

 『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第14話。壮絶で、見事で、満足な最終回。シーズン3を早く見たい。
 とうとうエンタープライズの副長の名前が解らなかった。
(後日追記:英語のCCで見ると、Noona だと)。

 辻真先先生の新作は、まさに一気読みの面白さ。冒頭ページをめくったら目と指が止まらなくなって。個人的には結末が嬉しいのだ。

 シュトルムの『ある画家の作品』林道舎を、転送収容。こんな本があるとは知らなかった。

 


2019.04.19
[新刊]
 深水黎一郎『第四の暴力』光文社
 鏑木蓮『見えない轍』潮出版社
 エラリー・クイーン『Xの悲劇』創元推理文庫(※新訳)
 小林泰三『アリス殺し』創元推理文庫
 井上夢人・他『平成ストライク』南雲堂

 復刊ドットコムの、手塚治虫『やけっぱちのマリア《オリジナル版》』が、物質転送機で到着。

 愛犬レンの後ろに見える緑の草は、ノカンゾウ。これが生えてきたということは、春が来たということ。

   
   


2019.04.15
 長編の下書きができたので、春スキーでも楽しもうと、赤倉観光スキー場へ。かなり強い風が吹いていて、ゴンドラは動いていたが、心配なので取りやめ。下部のゲレンデは、雪の上がかなり土で茶色くなっているし、昨日は雨だったし、ということで、ひよった訳である。

 写真は、昨日、道の駅から見た妙高山。

 


2019.04.14
[新刊]
 手塚治虫『アポロの歌【オリジナル版】』立東舎
 石持浅海『不老虫』光文社
 三津田信三『白魔の塔』文藝春秋

 立東舎の『アポロの歌』は、雑誌連載版に戻した形での収録。その他、細かいデーターもあって、資料性が高い。

 一昨日まで、雪。今日は夕方から雨なので、少しは暖かくなってきた感じ。

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第13話。胞子ドライブがあるんだから、もう少し逃げ回って、艦隊と合流した方がいいんじゃないのか。エイタープライズ号のブリッジは、レトロな装い。

 レンの初めてのドッグラン・デビュー。中野市のドッグラン(飯山市に近い所にある)へ行ってきた。レンは嬉しそうに走り回っていた。

   
   


2019.04.05
[新刊]
 東京創元社「ミステリーズ!」Vol.94

 昨日は、久っさあーしぶりの、スキー。赤倉観光スキー場へ。マイナス1度。前日まで少し雪が降っていたこともあり、びっくりするくらい雪面の状態が良い。スタッフのお兄さんが、「今年は、夕方、閉じてからもピステをかけているんです!」と言っていたが、その効果はあった。

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第12話。あと2話だというのに、この展開。どうやって終わらせるのか。

 夕方は、カイ、レン、セリ、トモで林道へ。フキノトウを採っている人がいた。

   


2019.04.03
[情報館]更新

[新刊]
  J・S・フレッチャー『楽園事件』論創社(論争海外ミステリ)
 コリン・ウィルソン『必須の疑惑』論創社(論創海外ミステリ)

 3月下旬から1日おきに雪が降っている。今朝もまた目覚めは積雪と共に。

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第11話。あんなに何発もフェイザーを浴びて、消失もしくはダメージを受けないなんて、あるか? ボーグみたいに個体シールドで守られている感じにすれば良かったのに。

 夕方は、カイとレンと、林道散歩。

 


2019.03.25
[新刊]
 桐野夏生『とめどなく囁く』幻冬舎

 昨日の朝も、うっすらと雪。

 BATTLE BEASTの新作アルバム『No More Hollywood Endings』が、物質転送機で到着。

   


2019.03.23
[新刊]
 北村薫『中野のお父さんは謎を解くか』文藝春秋
 有栖川有栖/磯田和一『有栖川有栖の密室大図鑑』創元推理文庫
 山口雅也『キッド・ピストルズの最低の帰還』光文社文庫
 芦原すなお『ハムレット殺人事件』東京創元社

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第9話。やっとエアリアル少佐がロボットなのか何なのか解ったのに(強化サイボーグだと)、ここで退場とは。もったいない。人工知能にハッキングされたエアリアル少佐を、過去の記憶を送って正気に一瞬戻すというのは、あまりに無理な手段。
『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の10話。ついに赤い天使の正体が。私はデータ少佐かと思っていたので、大はずれ。

 今朝も薄く積雪。このところ、よく雪が降る。

 


2019.03.14
 黒姫も――家の周辺は――道路にはもう雪はない。が、時々、雪が降って、真っ白い景色になることもある
 写真1は、3月7日の積雪30センチ。写真2は、今朝の積雪15センチ。
 くそう、スキーがしたい。

   


2019.03.12
[新刊]
 山口雅也『キッド・ピストルズの最低の帰還』光文社文庫
 芦原すなお『ハムレット殺人事件』東京創元社

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第8話。冒頭にTOS(『宇宙大作戦』)パイロット版の荒筋が。これが一番驚いたかな。

 ステロイド系の吸引薬のおかげで、セキ喘息は軽くなってきた。

2019.03.04
[情報館]更新

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第7話。最後にタロス4号星の名前が……タロス4号星とパイク船長と言えば……。

 長距離センサーが、パディントンの新刊(未訳だった残りの3冊の翻訳)を探知。シャトルを小惑星群の中に差し向け、転送収容。これまでの翻訳本を出していたのとは別の出版社から出たので、一昨日まで気づかなかった。1巻目を読んだのが小学1年生(5歳)だから、全巻読むのに、55年かかったわけだ。

 あと、翻訳してほしい本は、アレクサンドル・デュマの『パリのモヒカン族』と、アン・ラドクリフの『ユードルフォの秘密』。
 『ユードルフォの秘密』なんて、ミステリーにも大きな影響を与えた恐怖小説の大古典だよ。どうして翻訳されないの?
 それから、デュマの『ある医師の回想』全4巻だって、翻訳してよ(ネットで個人的に翻訳、披露してくれている人はいるが)。その中の『王妃の首飾り』だけは昔から、創元推理文庫に入っているけど、『ある医師の回想』は、デュマの代表作だよ、代表作!

 レンちゃんの体重は15.5キロを突破。最近は、トモに吼えられると、吼え返している。

   


2019.02.28
[新刊]
 ピエール・ヴェリー『絶版殺人事件』論創社(論創海外ミステリ)
 ジョン・ロード『クラヴァートンの謎』論創社(論創海外ミステリ)
 太田忠司『密原トリカと七億の小人とチョコミント』キノブックス

 セキのせいで眠れない夜が続き、地元の病院では治らず、長野市内にある赤十字病院を紹介してもらい、検査。その結果、咳(型)喘息と判明。しばらく喘息の治療とあいなった。当然、スポーツは禁止。今シーズンのスキーは、こんなことでお仕舞いとなってしまった。非常に残念無念。

『絶版殺人事件』も『クラヴァートンの謎』も、とても面白かった。どちらも毒殺もの。『絶版殺人事件』は、第1回フランス冒険小説大賞受賞作という記念碑的作品。フランス本格らしく、ちょっとコント的な雰囲気はある。『クラヴァートンの謎』は冒頭の奇妙な無気味さが良い。人物関係も怪しい。

「ビランジ」43号、金星探査ロケットで到着。

2019.02.23
[新刊]
 三木 笙子『赤レンガのお庭番』講談社タイガ

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第6話。ケルピアンの星カミナーでの話。一般命令第1条(艦隊の誓い)に違反して、思いっきり、他の惑星の内政に干渉しているし(^_^;)。

 まだ風邪が治らない。というか、セキが止まらない。以前は風邪だと、病院は抗生物質を出してくれた。今は出してくれない。だけど、抗生物質を飲んだ方が早く、確実に治ったよね。

 


2019.02.16
[新刊]
 今村昌弘『魔眼の匣の殺人』東京創元社

 論創社では、2019年より新人作家育成のため「論創ミステリ選書」という新レーベルを立ち上げ、昨年11月より投稿募集の受付をしている。
 応募規定などの詳細は、論創社のウェブサイトで公開されている。
 上位7作が、森村誠一先生の作品と一緒に単行本化されるなんて、素敵な企画ですね。

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第5話。派手派手しい話で面白く、異世界の映像美も美しい。しかし、胞子ネットワーク内の怪物がこぶりすぎて、バランス悪し。

 夜中にセキが出てよく眠れず、寝不足。

 ジュール・ヴェルヌで唯一読んでいなかった(買いそびれていた)『名を捨てた家族』(彩流社)を赤色星雲の後ろで探査機が発見。トラクター・ビームで牽引収容。

2019.02.12
[新刊]
 太田忠司『名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる』ハルキ文庫
 太田忠司『ミート・ザ・ジャンパーズ!』光文社

 今朝も20センチの積雪で、午前中は雪かき。

 今年の風邪はしつこい。まだ抜けない。

 子犬レンの体重は13キロを突破。

   


2019.02.10
[情報館]更新

[新刊]
 早川書房「SFが読みたい! 2019年版」
 蒼井上鷹『殺しのコツ、教えます』双葉文庫
 加藤元浩『奇科学島の記憶』講談社ノベルス

『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第4話。10億年前から存在していた恒星型生物との遭遇という話は面白かったが、そこにケルピアン人の人生観がグダグダ加味してあって、そちらが長すぎるのでちょっと減点。

2019.02.07
[新刊]
 辻真先/池上遼一『追跡者 拳銃野郎』立東舎
 東京創元社「ミステリーズ!」93号

 辻真先先生が原作で、劇画家・池上遼一のデビュー作『追跡者』が初めて単行本化された。待望の刊行という奴である。「少年キング」で、手塚治虫の『ノーマン』と同時期に連載されていたから私は読んでいたが、原稿がなくて、今まで本にならなかったわけで、今回は、掲載誌からの復刻である。

 夕方、愛犬たちが吼えていたので、窓をあけてみたら、家の前を通る道路の向こうにキツネがいた。手元にカメラがあったので、撮影してみた。

   
   


2019.02.06
 雨が降った後も暖かく、スキー場はグズグズかガリガリ。まるで3月下旬のようなゲレンデ・コンディション。悲しい。

 前作が最高傑作だったBATTLE BEASTの新作アルバム『No More Hollywood Endings』が3月に出るというので、YouTubeを見に行ったら、Official Videoがアップされていた。BATTLE BEAST - No More Hollywood Endings
 今回も素晴らしい! もちろん、アルバムは予約した。

2019.02.04
[情報館]更新

 今年はやはり暖冬のようだ。昨夜から今朝にかけて、雨が降った。この時期の黒姫で雨が降るなんて記憶にないし、おかしい。

2019.02.03
 『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第3話。クリンゴンに、テラン帝国のフィリッパ・ジョージャウ(ミシェール・ヨー)も出てきて、訳者が揃ってきた。
 シーズン1の髪の毛のないクリンゴンの風貌が不評だったため、「戦争が終わったから、髪の毛を生やし始めた」と言い訳して、風貌の修正を図っている(笑)。

   


2019.02.01
[新刊]
 手塚治虫『やじうまマーチ 手塚治虫学年誌傑作集 完全限定版』小学館
 麻見和史『警視庁殺人分析班 雨色の仔羊』講談社文庫
 オースティン・フリーマン『ニュー・イン・三十一番の謎』論創社(論創海外ミステリ)
 レックス・スタウト『ネロ・ウルフの災難 女難編』論創社(論創海外ミステリ)

『ネロ・ウルフの災難 女難編』の第一短編を読み始めたが、とっても面白い出だしだ。
オースティン・フリーマンは、『キャッツ・アイ』も出たことだし、ここらでちょっとブームになってほしいな。

『やじうまマーチ』は、私も通しで読んだことがなかったので、この傑作集は実に嬉しい。この年代の学年誌には『ウルトラマン』の怪獣カードとかグラビアが載っていて、古書価が高いので、なかなか全部揃えられない。同時収録された『ピロンの秘密』や『冒険放送局』も、カラーでの復刻はこれが初めて。『冒険放送局』の付録の復刻も付いているという贅沢さ。

 子犬レンは、12キロになった。最初に、うちに来た時には10キロだったので、ぐんぐん育っている。

   
   


2019.01.28
 ある鮎川賞作家の新作原稿を読む。すごいトリックが使われている。ちょっと改稿してもらう必要もあるが、刊行されるのを楽しみにしていてほしい。

 子犬レンは、日に日にお利口になり、日に日に大きくなっていく。

 『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2の第2話を5回、見る。監督はジョナサン・フレイクスなので、『新スタートレック』風味であった。しかし、ニュー・エデンの話は、『宇宙大作戦』の頃から何度もやっているので、ちょっと微妙。たとえば、自然発生した人間たちではなく、地球から正体不明の宇宙人に拉致されて来た人間たちを、遠い宇宙の未知の惑星で発見しておきながら、艦隊の掟を持ち出して、そのまま放っておくって変じゃないか。

   

2019.01.23
[新刊]
 高井忍『京都東山美術館と夜のアート』創元推理文庫
 城平京『虚構推理』講談社タイガ

 スムースコリーの子犬は、「レン」と名付けた。カイロ・レンのレンではなく、イワン・レンドルのレンということになっている。
 まあ、よく遊ぶ。よく走る。大きな犬舎のあるブリーダーさんで生まれて育ったので、他の犬たちに対してまったく動じない。むしろ、先住犬たちの方がいじけてしまっている。まあ、これまでの経験からしても、仲良くなるのに2週間はかかるから、様子見という状態。
 暖炉の周りに椅子や板などで仕切りを作って、短時間閉じ込める場所を作ったのだが、どうやっても脱出する。頭が良いし、運動神経も並々ならぬものがある。もう諦めた。

 今日の朝は晴れていたので、久々に妙高杉ノ原スキー場へ。しかし、ゴンドラ2本目で、上の方は降雪。結局、3本目で下の方まで雪が降ってきたので、早めに上がることにした。もちろん、うちで子犬のレンが待っているからだ。で、帰ったら、暖炉の所から脱出していたので、もういいや、と思ったしだい。

   
   


2019.01.21
 先週金曜日に、山中湖の有名なコリーのブリーダーさんの所へ行き、我が家に、新しい子犬を迎えた。今回は、スムースコリー(コリーの短毛種)のブルーマール。三ヵ月の雄。赤ちゃんだから、やんちゃで、よく遊ぶ。とっても可愛い。顔立ちも足もしっかりしているので、けっこう大きくなりそう。
 永井豪の『マジンガーZ』に出てくる、あしゅら男爵みたいに、貌の左右が違う色・模様で、見るからにおかしい。

   
   


2019.01.20
 Netflixで、始まった『スタートレック/ディスカバリー』シーズン2。第1話だが、まだ5回しか見ていない。映像はかなり力が入っている。パイク船長がいい味出している。エンターブライズが故障したから、ディスカバリーを貸してね、っていう冒頭には笑った。

2019.01.19
 
Freestyle Edgeであるが、結論から言うと、修理に出さずに復活した。キー・マップ設定ソフトを立ち上げ、すべてのキーを確認したところ、F9と左スペース・キーに、変なマクロが数行に解って書き込まれていることが解った。もちろん、勝手に書き込まれていたのだ。それらを削除して、念のため、ソフト・リセット。一度、キー・マップをまっさらな状態に戻す。
 それから、再度、キーの変更を加えて、セーブしようとしたのだが、どうやっても、キーボードにそれが書き込まれない。
 仕方がないので、販売会社である株式会社エジクン技研に問い合わせる。
 すると、ハード・リセットを試してみてくれと教えてくれた。

【ハードリセット】
 1、PCに接続していない状態でSmartSet+F12+Shiftを押します。
 2、上記3つのキーを押した状態で電源の入ったPCに接続します。
 3、右上LEDの点滅しましたらリセット完了です。

 というもので、手が三本欲しくなる。

 で、何度か繰り返していたら、キーボードが正常になったらしく。書き換えたキー・マップをセーブできるようになった。
 これで復活したので、しばらく使って、様子を見ようと思う。
 修復の間、Rboard Pro for PCに戻してみたが、文字を打つのに肩が窮屈で仕方がない。前にも書いたかもしれないが、一度、左右分離キーボードを使ったら、姿勢的に楽すぎて、もう元には戻れないのだ。

2019.01.16
 友達がスキーに来て、連れてきた関西人が風邪をひいていて、それを移されたため、一週間無駄にしてしまった。今週は、ずっと晴れており、スキー日和だったのに。残念。

 Freestyle Edgeだが、年中、文字入力暴走が起きるようになり、とうとう取り外してしまった。ノート・パソコンに繋いでも同じ症状のため、メカ的な故障のようだ。仕方がないから、修理に出すか。

 18日からNetflixで『スタートレック/ディスカバリー』のシーズン2が始まるので、シーズン1全部をベッドの中で見返した。やはり、フィリッパ・ジョージャウ艦長役のミシェール・ヨーの存在感が光っている。
 その上、ミシェール・ヨー主演のスピンオフ番組も作られるらしい。

 R・オースチン・フリーマンの『キャッツ・アイ』(ちくま文庫)を転送収容。はるか昔に出た抄訳版『猫目石』と並べて写真を撮ってみた。原作は1923年の本だから、今回の邦題も『猫目石』の方が良かったな。

   


2019.01.09
[新刊]
 折原一『模倣密室』光文社文庫
 山口雅也『キッド・ピストルズの慢心』光文社文庫

 一晩で50センチの積雪。まだ薄暗い午前6時半頃から除雪機を動かすはめに。昼には雪がやんで良かった。

 山口雅也さんの『キッド・ピストルズの慢心』だが、巻末に、アガサ・クリスティのマザーグース・ミステリーについての総ざらえという書き下ろし論考があるので、本編と共にすごく楽しめた。

 


2019.01.07
[新刊]
 北山猛邦『千年図書館』講談社ノベルス
 高田崇史『試験に出ないQED異聞』講談社ノベルス

 皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 年賀状をくださった皆様、ありがとうございました。私はもう何年も前から年賀状というシステムと決別しておりますので、その点での失礼はお詫びします。

 年末年始の妙高杉ノ原スキー場、アカカンはけっこう込んでいたが、時間を見つけては滑ってきた。
 本日も雪降り模様で、ゴンドラ6本。マイナス5度で引き締まった雪面に新しい雪がのっていたので、かなり気持ち良く滑ることができた。

   
   



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