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不定期日記(過去ログ)

2018年



[企画進行中]
[原稿城]
 
本の購入(bk1) [本の購入(amazon)]
[情報館]


2018.12.30
[情報館]更新

[新刊]
 金来成『白仮面』論創社(論創海外ミステリ)
 M・R・ラインハート『大いなる過失』論創社(論創海外ミステリ)

 金来成『白仮面』は、冒険につぐ冒険の少年探偵もの。一気読みだった。

 一昨日の夕方からずっと雪。昨日も今日も、午前中は、除雪機を使っての除雪作業。60センチ以上の積雪。スキー場では1メートル以上の積雪。スキー場も、これで良いコンディションになるだろう。

 木星基地から、エンターブライズデリカD:5号の部品、排気センサーが入ったというので、ドッグに入れて修理。1時間半の作業。ショールームに、オブションを付けた、新型デリカD:5(通常タイプ)が飾ってあったので、写真に撮った。

 ――今年は以上です。皆さん。よいお年をお迎えください。

   


2018.12.26
 妙高杉ノ原。25日は快晴。ベースでマイナス5度。雪面は、所々地肌が見えそうになっている。富士山がほんのりと見えた。ゴンドラ4本。
 今日はベースで0度。曇り。あちこち、地肌が見えている。完全に雪不足。
 スキーの調子は良くなってきた。板も走る。ゴンドラ3本。リフト2本。

   


2018.12.24
 妙高杉ノ原スキー場も、21日にプレ・オープン(ゴンドラ下だけ)したので、滑ってきた。まだ調子が出ない。雪も少なめだなあ。昨日なんか、うちのあたりは雪ではなくて雨が降っていたし。

 エンターブライズデリカD:5号のエンジン警告灯が点きっぱなしに。木星ドッグに入れて、コンピューター・チェック。排気センサーの異常と判明。部品を地球から取り寄せるとのこと。
 そこには、新型デリカD:5号(アーバンギア・タイプ)が飾ってあった。これまでのデリカD:5乗りからすると、「じゃない感」満載。ヘッドライトからして窪んでいる。吹雪いている時、雪がたまってしまうじゃないか、とか。ハンドルはテレスコピック機能が相変わらずないとか、セカンド・シートも、もっと下がれよとか、ダッシュボードの物入れが減ったじゃないかとか、マイナス点ばかり目に付く。

   
   


2018.12.18
 昨日、ようやく妙高山の赤倉観光スキーリゾートがオープンしたので、午前中に、ゴンドラ2本とリフト1本を滑る。
 天気は曇り。積雪は50センチ。やや水っぽい。気温は0度。雪質のせいなのかなんなのか、板が走らず、エッジがやたらに引っかかる。何度か転びそうになって、まったく上手く滑れなかった。板をフルチューンしたので、エッジが立ちすぎているのかなあ。

   
   


2018.12.13
 昨夜から降雪。今朝はほんのり積雪。しかし、スキー場はまだ雪不足。アカカンも明日がオープン予定だったが、さらに延期になったとのこと。

 スピーナチェア改造計画を実行。ヘッドレストが前に出過ぎているのを、もっと後ろにセットするには。
 ということで、取り付けの取説を見ると、まず取り付け金具(ボルトのナットのような役目)があり、プラスチックのスペーサーがあり、そのスペーサーに、ヘッドレスト・サポートの土台がくっつく仕様になっている。M8×30mmの六角ボルトで固定されている。
 そこで、スペーサーを二つ重ねたら良いのではないだろうかと考えた。
 イトーキの客相に電話をして、部品を取り寄せられるかと聞いたら、調べて返事が。部品のみで売ってくれるとのこと。ありがたい(たぶん、オカムラなら、断わられたはず)。で、もちろん、注文。
 2週間して、昨日、それが届く。その間に、M8×40mmとM8×50mmの六角ボルトも手に入れておく(どっちの長さが適合するか解らなかったので)。
 作業開始。ボルトが片方はとまるのだが、もう片方がとまらない。取り付け金具がスペーサーで位置固定されるのだが、すごく微妙で、ちょっとボルトの先がずれても嵌合しないのだ。
 そのため、完成まで1時間もかかってしまった。ボルトは、M8×50mmでぴったりだった。
 そして、結果だが、うまくいった。ちょうど良い感じに、ヘッドレストが後ろに下がり、普通に座る分には、頭の後ろ(うなじ)が、ヘッドレストにかすかに触る程度となった。

   
   


2018.12.11
[新刊]
 手塚治虫『アラバスター[オリジナル版]』立東舎
 限界研『プレイヤーはどこへ行くのか』南雲堂

 12月9日、江東区森下文化センター(のらくろ館)で行なわれた「手塚治虫の少女マンガ リボンの騎士」を中心にした、私の講演にお越し下さった皆様。私の遅刻により、大変、御迷惑をかけました。長い時間、お待たせして申し訳ありませんでした。心より、お詫びいたします。にもかかわらず、暖かくお迎えいただき、話をお聞きいただき、感謝いたします。

 で、私の遅刻の理由だが、ニュースでも流れたとおり、9日朝に起きた北陸新幹線の遅延である。軽井沢で変電所の事故が起きたということで、復旧に4時間以上かかった。
 私は、飯山駅で、9時39分発の「はくたか566号」に乗った。後で調べてみたら、実は事故は9時に起きていたのだが、この時点で、飯山駅では何のアナウンスもなかった(ところが、飯山の駅員は、アナウンスをしたと嘘を吐いている)。私を含め、他の乗客も、何も知らずに乗車した。
 長野駅の手前で列車は徐行に入り、この時に初めて、「長野駅で止まる。変電所の復旧まで1時間半かかる」との車内アナウンスがあった。
 そこには、先発である、長野発の「あさま614号」が向かい側のホームに止まっていた。
 1時間ほど経って、「あさま」が先に出ることが解った。ただし、どこまで行けるかは解らない。私は「あさま」に乗り換え、さらに、安中で長い間停車し、軽井沢で、また先発の「はくたか」に乗り換えた。軽井沢停車が昼時で、お腹が空いたが、ホームの売店は売り切れ、列車内の販売もない。結局、午後3時に上野に着くまで、飲まず食わず。
 というわけで、午後2時から始まる、大事な講演に送れてしまった。会場では、1時間半開演を送らせてくれて、皆様も我慢強く待っていてくれたわけなのだ。これには、感謝の気持ちしかない。

 飯山駅で、長野から先で新幹線が止まっているという情報をちゃんと出してくれていたら、私は飯山から自分の車で東京に向かっただろう。そうすれば、充分に間に合っていたのだ。
 途中でも、JRからの情報を最小。私を含めてみんな、どんな状況なのか解らず、Yahoo!ニュースなどで確認していたほどだ。
 新幹線なら、事故なく、間違いなく東京へ到着できるだろうと考えていて、思いも掛けぬ出来事に遭遇してしまったという話である。

 立東舎から、手塚治虫『アラバスター[オリジナル版]』が出る。B5判という大判で、カラー・ページも全部、復刻してある。講談社の全集などに入っているものは、手塚治虫が描き変えた所があるから、それとの比較もできる。装丁も非常に凝っている。ぜひ買ってみてほしい。

   


2018.12.06
[情報館]更新

[新刊」
 F・W・クロフツ『四つの福音書の物語』論創社(論創海外ミステリ)
 ジョナサン・ラティマー『精神病院の殺人』論創社(論創海外ミステリ)
 鏑木蓮『残心』徳間書店

 エラリー・クイーン・ファンクラブの『QUEENDOM』109号が、エンゼル・ヘアーと共に空から降ってきた。今回も、表紙から裏表紙まで、驚くほどの情報量。読んでいて、目からうろこ状態ばかり。

 現在は、分離キーボードのFreestyle Edgeで親指シフト入力を用い、文章を書いている。ところがこの頃、時々、何かの拍子に文字暴走が起きる。一番多いのは、右側のキーボードのF10を押した時だが、他の場合もある。確固たる再現性はない。
 キーボードが機械的に悪いのか、ソフト側との相性の問題のか、今の時点では解らない。
 ちょっと、Rboard Pro for PCに戻してみた。キータッチはこっちの方がだんぜん好きだが、両手を真ん中に寄せなくてはならず、すごく窮屈。もはや、手(というより肩)の楽な分離キーボードからは戻れそうにない。1時間後には、Freestyle EdgeをPCに接続していた。

 論創海外ミステリには毎回驚かされるが、今回のクロフツにはアッ!と、言ってしまった。クロフツの解説や伝記を読み、なにゆえ、クロフツが宗教書を?と、首をひねった過去があるが、この作者の本質を知るには重要な参考書と言えよう。

 


2018.12.01
 ううむ。野沢温泉スキー場が、まだオープンしない。アカカンは13日オープン予定だが、どうなるかなあ。

 うちの愛犬たちは、ベランダの下にある物置の屋根(つまり、ベランダの先に屋根はある)で、よくひなたぼっこをする。
 先日、書斎で仕事をしていたら、キャイーン、ヒーンという、秋田犬のモエの悲鳴が聞こえた。窓をあけてみたら、ひなたぼっこをしていたはずのモエが、その下の庭にいて、座り込み、右手を上げている。側にはジャックラッセル・テリアのトモがいて、心配そうにモエのことを覗いていた。
 あわてて庭に行き、モエの様子を見たら、右手の先を地面に付けない。触ると痛がる。どうやら、屋根の端から落ちて、右手の先を脱臼したか、骨折したらしいと思った。
 そこで、長野市内の動物病院まで、あわててモエを連れていった。
 レントゲンを撮った結果は、指先4本の骨折。もう8歳になるモエは老犬の域に入っているので、全治2ヵ月らしい。しかも、一週間は、添え木に包帯をしたまま、なるべく動かしたくない。入院してくださいと、先生に言われる。可哀想に。
(モエは、写真の位置でひなたぼっこをしていて、2メートル落下した模様。2016年に撮影)。

 


2018.11.29
 そう言えば、まだ、イトーキ スピーナ エラストマーバック ヘッドレスト付のインプレッションを書いていなかったので、今回はそれを。
 実売 13万円くらい。
 見栄え 5万円くらい。
 使用感 7万円くらい。

 デザインと仕上がりは、後方から見た時の背もたれ部は格好いい。それ以外はイマイチ。特に、アームレストとヘッドレストは、デザインが安っぽい。
 背もたれはランバー部分が前に出ていて、前方への圧迫感があるので、深く座っていると、腰が伸びて気持ちがいい。立ち気味というのも、前傾傾向で仕事をすることが多い私にはちょうど良い。
 座面はクッションが薄く、その下の板部分で臀部全体を支える感じ。底付き感はあるが、耐圧が分散しているとも言える。(今は知らないが)私の子供の頃の学校の椅子は木製で、あれに座っている感じ。後ろの方が盛り上がった形をしているのも良い(つまり、臀部のカーブと合っているわけだから)。コンテッサなどは分厚いクッションで、常に下から太股裏への圧力があるが、こちらはそれが少な目。私としては、こっちの方が好きだ。
 アームレストは、上下にずらす方法がカチャカチャして高級感がない(その部分のプラスチック感も安っぼい)。あと2、3センチは下がってほしい。コンテッサもそうだが、何故、日本製品のアームレストはしっかり下がらないのだろう(逆に、何で、あんなに上がるのだろう?)。不思議だ。
 この椅子で、最もだめなのは、ヘッドレスト。前方に出過ぎていて、しかも、下がり方が足りない。ヘッドレスト部分が後ろへ傾かないし、全体を後方へ移動もできない。結局、背もたれにうつかると、肩より先に頭がヘッドレストに当たってしまうので、肩が落ち着かない。ヘッドレストを一番下げて、首筋に当てるようにしてもだめだ。
 座面が固定で、前後に動かせない。ランバー位置も固定で上下しない。ヘッドレストも上に行くだけ。座る人の体形が限定されるし、たぶん身長180センチ以上を想定していると思う(アメリカ人向けなのか、この椅子?)。
 それでも、ヘッドレストさえ改良すれば、まあまあ良い椅子になるだろう。

   
   


2018.11.26
 WOWOWで『スターウォーズ/最後のジェダイ』をやっていたので見る。この映画、一般映画としても、『スターウォーズ』としても、史上稀にみる駄作。劇場で見た後、30点を付けたが、考え直した。100点満点でマイナス20点が妥当なところ。

 今日、笑ったこと。ソニーのサポート窓口。カメラのα6500について訊きたいことがあったので、「チャット」によるサポートを選んでみた。チャットに入った途端、「混雑しているので返答はメールでします。メールアドレスを書いてください」だと。
 しかも、夜11時になっても返事が来ない(笑)。何のためのチャット?

 今日は友人のところの柴犬テンちゃんを預かる。うちの三匹と一緒に湖畔散歩。

 


2018.11.23
 うっすらと初雪である。

 南雲堂から、11月28日頃に発売になる、二階堂黎人『僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉』と、山田彩人『皆殺しの家』(島田荘司/二階堂黎人・監修「本格ミステリー・ワールド・スペシャル」)の見本刷りが到着。

   


2018.11.22
 20日に、東京の帝国ホテルでひらかれた『手塚治虫生誕90周年記念会』に参加。私はもうゴミゴミした東京には行きたくないし、文壇パーティも一切参加していないのだが、これは特別。というか、手塚プロの社員だった家内が行きたいというので、私は付いていっただけ(しかも、四匹の犬連れで)。
 詳細は、国樹由香さんらのフェイスブックや、他の人のツイッターなどを御覧あれ。

 であるが、この日、南雲堂から出る拙著『僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉』の見本刷りが出来ていたので、パーティの前に、一冊、編集さんから受け取る。パーティ会場では、それを持って、私は宣伝に努めた。
 発売は11月28日頃の予定。頑張って作った本なので、よろしくお願いします。


2018.11.18
 ノルディック・ユニオンの『セカンド・カミング』を聴く。ECLIPSEのエリック・マーテンセンと、PRETTY MAIDSのロニー・アトキンスとのプロジェクト2枚目。今回も、エリック・マーテンセンは、全曲85点を揃えるという見事な腕前。そこにロニー・アトキンスの渋い歌声がはまって、アルバム得点は90点!

2018.11.17
[新刊]
 松尾由美『ニャン氏の童心』創元推理文庫

 最近、カメラ関係で一番驚いたのが、スマホのgalaxynote9のカメラ。明るいレンズを使っていて暗い所にも強く、カメラが後ろには二つも付いているので、それでボケ味も簡単に出せる。かなり寄れるので、マクロ的にも使えるときた。

 林の中を散歩中に、天然ナメコらしきものを発見。確実性は80パーセント。採って食べてみるかどうか、悩んでいる。
 もう一つ、地面に生えていた白いキノコは、シロハイイロシメジではないかと思うのだが、まったく自信なし。

 池袋にあるミステリー文学資料館で、11月20日から2019年2月16日まで、『永遠の本格派 生誕百年 鮎川哲也展』が開催される。それに伴って出る「ミステリー資料館ニュース」に、鮎川先生の複数のエッセイの他、私の書き下ろしエッセイも一つ寄稿されている。

   
   


2018.11.12
[新刊]
 天祢涼『境内ではお静かに』光文社
 芦辺拓『少年少女のためのミステリー超入門』岩崎書店

 軽い風邪を引いてしまって、小休止状態。

「SFマガジン」のアンケートに回答。今年度のリストを見ていたら、創元推理文庫から『スタートボタンを押してください』というゲームSF傑作集が出ていたことに気づいた。さっそく物質転送機で取り寄せて、読んでいる最中。何故だか解らないが、昔からSFのアンソロジーが好物なのである。

 玄関に変な虫(小さい)がいたので、写真を撮ってみた。

 


2019.11.08
[新刊]
 山口雅也『キッド・ピストルズの妄想』光文社文庫
 折原一『丹波家の殺人』光文社文庫
 汀こるもの『レベル95少女の試練と挫折』講談社ノベルス
 太田忠司/田丸雅智『ショートショート美術館』文藝春秋
 我孫子武丸『凜の弦音』光文社

 スキーのシーズン券(妙高)も購入完了。
 エンターブライD:5も、1ヵ月前倒しで6ヵ月点検を行ない、スタッドレス・ワープナセルに交換。
 ――と、冬に向けて着々と準備が進む。

 紅葉も終盤に入り、別荘地は落ち葉がすごい。

 


2019.11.05
[新刊]
 石持浅海『崖の上で踊る』PHP

 今シーズンのスキーの準備。まずは、板のフル・チューンが完了。

 エンタープライD:5号の走行距離が、10万光年超え。さすがにあちこち傷んできて、たとえば、後部ブレーキローターが磨り減ってきて、キーキー音が鳴るとか、マフラーのカバーが腐食して脱落しかかっているとか。でも、整備して、20万光年を目指す予定(今のところ、これ以外に欲しい宇宙船がないし)。

 11月下旬発売予定の、『僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉』のカバーの見本が出来てきた。

 


2019.10.31
[新刊]
 中野晴行『未来を予告していた黒い手塚治虫』徳間書店

 中野氏の本は、最近話題の黒手塚を紹介したもの。

 ジュール・ヴェルヌの新刊『カルパチアの城 ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密』インスクリプトを、転送収容。
『ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密』は初訳だから、読むのが楽しみ。
『カルパチアの城』は、昔、集英社の新書判で読んだが、すっかり内容を忘れている。解説を読んだら、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』よりも、『カルパチアの城』の方が先に発表されていたと知り、驚いている。

 


2019.10.29
[新刊]
 モーリス・ルブラン『名探偵ルパン』論創社(論創海外ミステリ)
 十三の謎と十三人の被告『ジョルジュ・シムノン』論創社(論創海外ミステリ)

 今月の論創海外ミステリの新刊は嬉しいなあ。特に『名探偵ルパン』。保篠龍緒が、ルパンの登場しないルブラン作をルパンものに改作した作品を集めたもの。カラー版『ルパン全集』に入っていたりするけれど、あちらは総ルビでかえって読みづらかったりする。まさくし企画賞もの。保篠龍緒の文章はややべらんめい調だが、(抄訳ということもあり)すごくテンポがいい。

 写真は野尻湖畔と、木に生えていた謎のキノコ。

   


2018.10.22
[新刊]
 芦辺拓『新・二都物語』文藝春秋

 日曜日。テニス仲間のK氏が、黒姫山のテニス・コート近くの林の中から、チャナメツムタケというキノコを採ってきた。別名はジナメというらしい。地面に生えるナメコという意味らしい。これとよく似た、毒性のあるカキシメジという奴もあるので、採取には注意が必要とのこと。

 本日は、夕方の愛犬たちとの散歩で、野尻湖の林の中へ。小さいがクリタケを見つけ、その後は昨年も行った場所で、カタハ(ムキタケ)を採取。カタハはほとんど味がないが、プリンプリンしているので、おでんやうどんに入れると美味しい。

   
   


2018.10.19
 復刊ドットコムの『三つ目がとおる(8) 《オリジナル版》大全集』が、銀色ロケットに乗って到着。これで全8巻完結。

 11月下旬発売予定の、拙著『僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉』の再校ゲラを出版社に送る。これで、やっと一息つける。

2018.10.18
[新刊]
 戸田義長『恋牡丹』創元推理文庫

「ミステリマガジン」11月号がルパンの特集だというので、物質転送機で取り寄せ。モーリス・ルブランの(ルパンものでない)短編が訳されていて、嬉しかった。

 東北へ行ったのは、実は乳頭温泉に入りたかったということもある。田沢湖のホテルに泊まった翌朝、一番有名な鶴の湯へ行ってみた。しかし、写真などで見る静謐な感じはまったくなく、旅行客で溢れていて、落ち着いて温泉に入ることはできなかった。
 今回の旅行でもっともがっかりしたのがここであった。

 田沢湖へ来る前の八幡平も、紅葉が見られて良かった。後生掛温泉の泥湯も堪能。

 帰りは夕方に、笹川流れを通る。が、有名なのに、これと言って見所のない海岸だっだ。

   
   


2018.10.14
[新刊]
 東京創元社「ミステリーズ!」vol.91
 川澄浩平『探偵は教室にいない』東京創元社(鮎川賞受賞作)

 テニス仲間のSさんの御自宅は、ある別荘地にあるのだが、お庭に毎年、ナラタケが出るそう。で、今年はたくさん出たから、採りにおいでとおっしゃっていただく。もちろん、流星号に乗ってすっ飛んで行く。すると、切り株にあちこち、大きなナラタケが群れをなして生えているではないか。
 採取して、夜、葱と一緒に炒めて食べる。美味であったあ。

   


2018.10.10
 10月4、5、6日と、2泊で、取材を兼ねた秋田旅行をしてきた。往復1700キロメートル超え。
 日本海側の日本海東北道でひたすら北上。しかし、あちこちまだ完成していないで寸断されているのと、対面交通が多いので、それほどスピードが上がらず。
 初日は比内地鶏で有名な比内町のログハウスに泊まる。庭が柵で囲まれた小さなドッグランになっているので、ベランダの窓をあけると、犬を簡単に外に出すことができる。宿泊場所のすぐ近くに、大葛温泉(おおくぞ、と読む)があって、村人御用達なので、1回150円と安い。ちょっと熱く、硫黄臭も少しする。掛け流しで、けっこう温まる温泉で良かった。
 ここでは、家内の友人のSさんと合流。Sさんは、秋田犬二匹を飼っておられる。トラと赤だ。トラは白黒に茶色も混じった、けっこう大きなメス。そのため、まさしくトラ模様ですごく立派。

 翌日は大館市へ。秋田犬保存会を鑑賞。入口に、黒っぽいトラと赤の秋田犬がいて、出迎えてくれた。歴史資料館を拝見。
 その後、ブックオフへ行くが、収穫がなく、田沢湖へ移動。田沢湖温泉郷にある田沢プラトー・ホテルに宿泊。ここは、犬がOKのログハウスがあるので、そっちを選択。お風呂はやや白く、やや硫黄臭のする、ちょうど良い温度のお湯。食事は炉端で。いろいろと出てくる。全体的にすごく良かった。
 ここでお隣同士になった70歳代の御夫婦からいろいろと話を聞く。青森から来られているそう。飼っている犬はシーズー。で、御主人は74歳だが、ばりばりのレーサー系スキーヤーだった。昨シーズンは78日、滑ったそうだ。しかも、主たるはアイスバーン。板も常に三種類持っているとか。ベース・スキー場は、本州最北端の、青森スプリング・スキーリゾート。ここも、最近は外国人さんが多いそうだ。

   
   


2018.10.01
 先週の金曜日の夜。ウイルスバスタークラウドをバージョン12から15にアップデートしてみた。ウイルスバスタークラウドは、インストールする時に、IObit Malware Fighterが入っていると、インストールできないなどと意地悪を言う。
 仕方がないので、IObit Malware Fighterをアンインストールしてから、ウイルスバスタークラウドの15をインストール。
 それからまた、IObit Malware Fighter6.2をインストール。安全のため、二重にしているわけだ。

 その夜は問題なかったが、翌朝、Windows 7が立ち上がらない。途中で止まるので仕方なくリセット。すると、Windows 7のスタートアップ修復が働きだす。しかし、回復まで行っても回復しない 。

 何度かリセットすると、たまにWindows 7が立ち上がる時がある。そうした時を狙って、IObit Malware Fighter6.2とウイルスバスタークラウド12をアンインストール。それから、回復ポイントを選んで回復。など、様々なことをやっていたら、夜になる。そのうちに、何が良かったか解らないが、ちゃんと起動するようになった。良かったあ、と、ほっとする。

 あわてて、その夜は、ドライブ全部を外部ドライブにバックアップ。実は、そうしたのは3月が最後だった。バックアップはもっとこまめにしないといけないね。と、反省。

 現在読んでいるのは、女性作家の原稿と、アンデルセンの完訳版『即興詩人』(三省堂)。後者は、1日2ページほどと、ちびちび読んでいる。

 ポール・アルテの新刊『あやかしの裏通り』は、もうとっくに読み終わっている。堪能した。これは、芦辺拓氏が解説を書くのに相応しい作品だった。だって、芦辺氏が某作品で使ったトリックとそっくりのトリックが使われているんだもの。やっぱり、アルテは、フランスの新本格だ。

2018.09.30
 おぶせ栗をいただいた。

 ジゴボウ(ハナイグチ)を採った。これは食べられるキノコ。

   


2018.09.28
[新刊]
 三津田信三『犯罪乱歩幻想』角川書店
 パット・マガー『死の実況放送をお茶の間へ』論創海外ミステリ
 ジョナサン・ラティマー『サンダルウッドは死の香り』論創海外ミステリ
 マイケル・イネス『アリントン邸の怪事件』論創海外ミステリ

 22日、23日は村祭り。ここは神社があるので、村人の力がたっぷり入っている。

 芦辺拓氏にある原稿を頼まれ、書いて亜空間通信で送る。

 雨がたくさん降っているせいで、あちこちに様々キノコが生えている。しかし、食べられそうなものはほとんどない。

 家の側にあるミツバアケビに一つだけ実がなっていた。それとも、他の実はもう鳥などに取られてしまったのだろうか。

   
   


2018.09.14
[新刊]
 市川憂人『グラスバードは還らない』東京創元社

 学研プラスから出ているアルセール・ルパン・シリーズ。「あらわれた名探偵」の増刷と、韓国版の見本刷りが届いた。

 


2018.09.08
[新刊]
 山口雅也『キッド・ピストルズの冒涜』光文社文庫
 折原一『黄色館の秘密』光文社文庫

 黒姫に住んでいた童話作家(『銀色ラックの涙』他)の岡野薫子さんの『太平洋戦争下の学校生活』を読んでいるところ。少年少女向きかと思ったら、完全に大人向きの本だった。

 ひょんなことから、黒姫に、男装の麗人・川島芳子の養父・川島浪速の石碑があることが解った。第二次世界対戦時、中国でいろいろとやっていた軍人である。六月村というところに、彼の別荘があり、昭和25年に、80何歳かでそこでなくなったらしい。
 石碑の在処はおおよそ解ったが、草木が生い茂っていて近付けない。秋深くなったら、もう一度、探しに行ってみよう。
 実を言うと、川島芳子と川島浪速の墓は、松本の某お寺にあるのだが、私の祖父母の墓がそのすぐ側に立っている。

2018.09.06
[新刊]
 ヴァレンタイン・ウィリアムズ『月光殺人事件』論創社

 ポール・アルテの新刊『あやかしの裏通り』は、「お、シャーロック・ホームズ+カーの『絞首台の謎』か!」と思いつつ、にやつきながら、読んでいるところ。

 堀辰雄が妻と共に避暑に来た《レエクサイド・ホテル》(戦後は、伊藤整の別荘《伊藤山荘》)の跡地を見てきた。よく、犬の散歩などでその横を通っていて、前々から、ここじゃないかなあと目星をつけていたら、やはりそこだった。
 神山国際村の湖岸沿いの道を東から西へ進む。国際村を過ぎたら(昔、砂間館という旅館があった所。建物は残っている)、S字を二度描きながら上り坂となる。坂を上りきったら、直線になるので、なったらすぐの右手(西側)が、《レエクサイド・ホテル》の跡地である。そこだけ、やや太い木が少ないので、草が生い茂っていても、何となく解ると思う。
 古間駅方向からの県道だと、野尻湖の周遊道路にぶつかったら、そのまままっすぐに進む(左に行くと、100メートルほどで、中央大学の野尻湖寮がある)。道がやや下り始め、右にカーブがあったら、その手前の左側(西側)が、跡地である。

 神山国際村の西端。堀辰雄が小船で到着したあたり。右は砂間館(閉館)。

   


 砂間館の入口を通り過ぎると、S字カーブの上り坂となる。二度、S字カーブを上りきる。

 


 坂を上りきると直線になる。車が止まっているところの右手(西側)の茂みの中が、目的の跡地。堀辰雄の『晩夏』の中では、ホテルから湖岸が見えたり、黒姫山や妙高山が見えたように書いてあるが、実際は木々が邪魔をして見えない。

 


2018.09.02
[新刊]
大山誠一郎『アリバイ崩し承ります』実業之日本社
光文社文庫編集部・編『忍者大戦 赤ノ巻』光文社文庫
芦辺拓『帝都探偵大戦』東京創元社

 光文社文庫から、『忍者大戦 赤ノ巻』の見本刷りが届く。先月出た『忍者大戦 黒ノ巻』と共にお読みいただきたい。

 隣村の重鎮Iさんから、いろいろな話をうかがった。若い頃に、伊藤整の別荘だった《伊藤山荘》に新聞配達をしていたとのこと。前にも書いたが、ここは戦前、堀辰雄が妻と共に避暑に来た《レエクサイド・ホテル》という旅館だった。おおよその場所は知っていたが――神山国際村と隣接する東側――Iさんから具体的な場所を教えてもらった。
 というわけで、台風が通りすぎて晴れたら、写真を撮ってくるので、お楽しみに――といっても、今はただの林だが。
 Iさんは顔の広い人で、詩人の谷川雁や、童話作家で翻訳家だった矢川澄子さんとも知古があったという。

 


2018.08.24
[新刊]
 辻真先『深夜の博覧会』東京創元社

 Freestyle Edgeで親指シフト入力をすることに関してはかなり慣れた。文字キーならば、ほぼブラインド・タッチができる。慣れないのは、方向キー。これは、フル・キーボードのように独立していた方がいいな。あと、キー・タッチだが、赤軸にしたけれど、これでもやや抵抗が大きい。やはり、Rboard Pro for PCのタッチの方がだんぜん優れている。

 辻真先先生の力作『深夜の博覧会』が、次元転送水爆と共に飛来。凄まじい破壊力を有していると思われる。

 先月、なにげなくネット・サーフィンをしていたら、ポール・アルテの新刊『あやかしの裏通り』が出る(何と8年ぶり)ということに気づいた。さっそく予約。予約すると、短編が載った小冊子とポスト・カードがおまけでもらえるとのこと。
 で、今日、それがエンゼンル・ヘアーと共に空から降ってきた。

 


2018.08.22
 復刊ドットコムの『三つ目がとおる《オリジナル版》s大全集(7)』を、ロボット配達人が持って来る。

 学研プラスから出ている、ルパン・シリーズの台湾版3冊の見本刷りが物質転送機で届く。

 


2018.08.21
[新刊]
 ヘレン・マクロイ『悪意の夜』創元推理文庫

 東京から友人たちが来たので、家の前でバーベキューを二日間。二日目は、新潟の米山海岸へ軽く泳ぎに行く。サザエや岩牡蠣を採ると密漁になるので、友人(シェフ役)が亀の手を採ってきて、鍋に入れる。

   
   
   


2018.08.16
[情報館]更新

[新刊]
 貫井徳郎『女が死んでいる』角川文庫
 佐藤敏章『手塚番 神様の伴走者』小学館文庫
 霞流一『パズラクション』原書房

 8月5日は、毎年恒例、神山国際村で、信濃町テニスクラブ対NLAテニス愛好者のテニス試合。皆がダブルスで4試合ずつ。30何点対60何点という大惨敗。私は2勝1敗1分け。今年は腰の調子は良いのだが、右肘がテニスエルボーという不調。

『スタートレック/ディスカバリー』のシーズン2には、スポックも出てくるらしい。あざといが、楽しみ。

 


2018.08.10
[新刊]
 鮎川哲也『白の恐怖』光文社文庫
 光文社文庫編集部・編『忍者大戦 黒ノ巻』光文社文庫
 秋吉利香子『ガラスの殺意』双葉社
 小島正樹『誘拐の免罪符』南雲堂(本格ミステリー・ワールド・スペシャル)
 東京創元社「ミステリーズ!」90号
 森谷明子『矢上教授の十二支考』祥伝社

「スタートレック」ファン、歓喜のニュースが! 何と、ジャン・リュック・ピカードが出てくる新シリーズが制作されることに!
ここ、とか、ここ、とか。

 快挙! 鮎川哲也先生の作品で唯一文庫化がなされていなかった『白の恐怖』が、光文社文庫から、ついに!

 小島正樹氏の新刊『誘拐の免罪符』の見本刷りが届く。「浜中刑事の奔走」というサブ・タイトルがあるとおり、あの浜中刑事シリーズなのだ。予想外の展開に読者は驚くはず。

 


2018.08.04
[情報館]更新

 光文社文庫から、8月8日頃に発売になる、書き下ろし忍者もののアンソロジー『忍者大戦 黒ノ巻』の見本刷りがロケットで届く。執筆者は、天祢涼、安萬純一、霞流一、二階堂黎人、山田彩人。続刊の『忍者大戦 赤ノ巻』は9月発売予定。そちらの執筆予定者は、羽純未雪、鏑木蓮、黒田研二、小島正樹、鳥飼否宇、吉田恭教。

 8月に発売になる、講談社文庫版の『増加博士の事件簿』の見本刷りも、光子魚雷で届く。

   


2018.07.28
[新刊]
 フランク・グルーバー『はらぺこ犬の秘密』論創社(論創海外ミステリ)
 イザベル・B・マイヤーズ『疑惑の銃声』論創社(論創海外ミステリ)

 おお、コンテストで、クイーンのライバルだったマイヤーズの第2作が翻訳されるとは。

 復刊ドットコムの手塚治虫『MW《オリジナル版》』が物質投影機で到着。
 でもなあ、最近の復刊ドットコムは、それほど復刊しなくても良いようなものを復刊してくるからなあ。

 KARDの新曲「Ride on the wind」は、夏らしい爽やかな曲。

 スタートレック/ディスカバリーの、シーズン2の予告がYouTubeに上がっていた。どうやら、2019年1月から放映らしい。
 エンターブライズ号のパイク船長が無闇に格好いい。
 Star Trek: Discovery | Season 2 Trailer

 宇宙探査艦オーヴィルの、シーズン2の予告も、YouTubeで発見。こっちの方が見たいのだが、放映はいつだろう?
 THE ORVILLE | Season 2 |

2018.07.24
[新刊]
 カーター・ディクスン『九人と死で十人だ』創元推理文庫

 別冊宝石を探して読むしかなかった『九人と死で十人だ』が、創元推理文庫で簡単に読める日が来るとは……感無量。

 東京都の田川水泡・のらくろ記念館(江東区森下文化センター)にて、『現代少女マンガの源流 手塚治虫 少女マンガメモリーズ展』が、来たる8月10日より26日まで開催される。
 また、それに伴って、全4回の講座が行なわれる。講演者は、竹宮惠子、水野英子、村上もとか、二階堂黎人の四人となっている。ぜひ、御参加ください。

 
 


2018.07.21
[新刊]
 手塚治虫『ふしぎなメルモ トレジャーブック』玄光社

『ふしぎなメルモ トレジャーブック』は大判の本で、単行本初収録の話や、アニメ用に描かれたイラストなどがふんだんに収録されている。一家に一冊どうぞ。

『ハン・ソロ』を映画館にて鑑賞。素直に面白かった。もともとSF小説のスペース・オペラって西部劇が下敷きだから、西部劇風に描ききった『ハン・ソロ』は正解だった。

 


2018.07.19
[新刊]
 エラリー・クイーン『エラリー・クイーンの冒険』創元推理文庫

 創元推理文庫の『エラリー・クイーンの冒険』は新訳版。しかも、旧訳版で削除されていた序文や、他のアンソロジーとかぶるので収録されていなかったものも入っているという完全版。ついニッコリ。

 田舎暮らしをしていると、必需品の機械や工具がある。金槌やネジ回しなどの日曜大工用品一式は必須。中でも、バッテリー式の電動インパクト・ドライバーは始終、重宝する(なるべく力が強いもの。14Vとか18Vとか)。

 黒姫は豪雪地帯なので、除雪機も必須。これはホンダのハイブリット機種を使っているが、小回りもしやすく、とても使い心地が良い。

 それから、草刈機。初夏から秋にかけて、何度、家のまわりの草刈りをしなければならないか。まあ、可動10回くらいかな。
 引っ越して来た時に、知り合いから背負い式の草刈機をもらって3シーズン使った。よく草が枯れて、ハンドリングもしやすいものだったが、背中にエンジンがあるので暑い。始動してから背負うまでが大変。
 というわけで、肩掛けタイプを購入。4サイクル・エンジンが排気ガスが綺麗で良いのではないかと思い、ホンダのUMK425というのを購入したが、これが大失敗。
 とにかく、ハンドリングがしにくく、防振が今一なので、防振用手袋をしていても、一時間も草刈りすると、左手の指先がビリビリと痺れてくる。シャフトの長さ、ハンドルの位置、ハンドルの形状、シャフトとチップソーの角度、こういうところが大事なのだが、良い点がまるでない。肩掛け肩掛けベルトの長さを調整しても、ベスト・ポジションが取れない。チップソーは地面と水平近くなって回るのが最良だが、いつも斜めになっていて、先端の方下がっている状態。
 2シーズン使って、これはだめだと諦め、売りはらい、2サイクルでもいいやと、中古で購入したのが、スチールのFS26C。ハンドルの形状が独特で、これは使いやすそうだと想像して購入したが、今度は大成功。
 ハンドリングが楽だし、シャフトの防振がしっかりしていることもあり、使っていてものすごく楽。エンジンもけっこう力がある。

 あれば便利なのが、チェーンソー。薪割りとか、細い木を切り倒すのに使う。木工にも使える。
 ちなみに、チェーンソーもスチール製品(偶然)。ただ、スチールのチェーンソーは、エンジンの掛け方が独特で、コツがある。解れば簡単だが、初めは戸惑った。日本式だと寒い時だけチョークを引けばいいが、こちらは最初に必ずチョーク位置にスイッチを合わせ、初爆を誘発させねばならない。その後、普通にエンジンを掛ける。

2018.07.13
 手塚治虫の『ダスト18』(立東舎)が物質転送機で到着。講談社の全集には『ダスト8』が収録されているが、この立東舎版は、雑誌連載時の形のまま全体を収録している。予告などの資料もあり。B5判と、大きな判型が良いね。

 k-popの、Apinkの新曲「I'm so sick」のMVを見たら、三人くらいメンバーが替わっているのかと思った。化粧と整形(ナムジュは明らかすぎる-前の方が良かった)で顔がずいぶん違っていたからだ。

2018.07.11
[新刊]
 折原一『猿島館の殺人』光文社文庫
 岡本綺堂『人形の影』光文社文庫
 大倉崇裕『天使の棲む部屋』光文社文庫

 一昨日の夜、網戸の外に蛍が一匹飛んでいて、光っているのを見つけた。何故か毎年、一匹の蛍がうちに飛んで来る。うちの近くには小川とかもないのに。どこから?
 で、戸草地区という、蛍の養殖をしていて、たくさん飛んでいるのが見られる場所へあわてて行ってみた。もう時期が遅かったのか、連日の雨で流されたのか、例年ほどにはいなかったが、所々で弱々しく光っているゲンジボタルを目にして帰って来た。

2018.07.09
[新刊]
 天祢涼『罪びとの手』角川書店
 柄刀一『ミダスの河』祥伝社

 柄刀一氏の新刊は、名探偵・浅見光彦と天才・天知龍之介の激突という凄い趣向。

 『X-ファイル 2018』を異次元脳内投影機で観賞。とりあえず、終わり、という感じで終わりになっていたのは良かった。

2018.07.02
[情報館]更新

 8月と9月に、光文社文庫から『忍者大戦 黒の巻』、『忍者大戦 赤の巻』という書き下ろしアンソロジーが出る予定。
 題名通り、忍者が戦う話ばかりを集めたもの。マンガで言えば、白土三平や『サスケ』や『ワタリ』、横山光輝の『伊賀の影丸』や『仮面の忍者・赤影』みたいな感じ。
 執筆予定者は、天祢涼、安萬純、山田彩人、 霞流一、鳥飼否宇、鏑木蓮、吉田恭教、黒田研二、小島正樹、羽純未雪、二階堂黎人といった面々。
 私の作品は、「伊賀の忍び 風鬼/雷神 幻獣」。一昨日、ゲラが出て来たので、その手入れ。元々は、二階堂蘭子シリーズの長編『巨大幽霊マンモス事件』の1挿話とするつもりだったもの。内容的に合わないので、独立の短編にしたわけ。

 昨日は、黒姫のやぼりの館で、長野県コリー・クラブのマッチショー。うちもセリを連れて参加。3匹の子犬もいて、これがもちろん可愛い。セリもちょっとショーの訓練をしてもらった。
 マッチショー終了後には、みんなで黒姫ドッグランにも行ってみた。

   
   


2018.06.24
[新刊]
 アガサ・クリスティ『十人の小さなインディアン』論創海外ミステリ
 エラリー・クイーン『犯罪コーポレーションの冒険』論創海外ミステリ

 今月の論創海外ミステリの新刊は、クリスティとクイーンという大御所二人の書。クイーンの方はもちろん、飯城勇三氏の解説が至れり尽くせりで、楽しいわけである。

 


2018.06.22
[新刊]
 三津田信三『碆霊の如き祀るもの』原書房
 太田忠司『ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を』東京創元社
 篠田真由美『レディ・ヴィクトリア 謎のミネルヴァ・クラブ』講談社タイガ

 先週の土曜日は、愛犬たちを連れて、中野市にある一本木公園へ。ここはバラ祭も開かれる場所。公園中に様々なバラが植えてある。

   
   


2018.06.15
[新刊]
 折原一『ポストカプセル』光文社

 学研プラスから出ている、ルパン・シリーズの台湾版2冊が出来たということで、長距離転送機にて到着(日本版の増刷も)。台湾は中国とちがって縦書きなんだね。

 8月に講談社文庫から出る『増加博士の事件簿』のゲラ校正を行なう。

 Freestyle Edgeの、親指シフトキー左右(無変換と変換キー)の上に、富士通が昔配った快速親指シフト・シールを貼って、盛り上げてみた。ますます使いやすくなった。

   


2018.06.11
「宇宙探査艦オーヴィル」第12話。文化汚染の話と、「ヴォイジャー」にあった超進化惑星の話をうまく合体。
 これで第1シーズンが終わりとは、寂しい限りよのう。

2018.06.09
[新刊]
 山口雅也『生ける屍の死(上)』『同(下)』光文社文庫
 松嶋智左『虚の聖域』講談社(福ミス受賞作)
 フレデリック・ノット『ダイヤルMを廻せ!』論創社(論創海外ミステリ)

『ダイヤルMを廻せ!』は、解説が充実している。

 まさか、光文社文庫から、山口雅也氏の『生ける屍の死』が甦るとは。しかも、帯の裏を見たら、キッド・ピストルズ・シリーズも全巻、出るというではないか。嬉しい驚きだ。

 今日のベストK-POP
1.(G)I-DLE - 'MAZE'
2.(G)I-DLE - 'LATATA'
3.PRISTIN V - 'Get It'
4.PRISTIN V - 'Spotlight'
5.BTS - 'FAKE LOVE'
6.SUPER JUNIOR - 'Lo Siento(Feat.KARD)'
7.EXID - 'LADY'
8.UNI.T - 'No More

2018.06.08
[新刊]
 竹内オサム『「手塚マンガの映画的手法と『鋭角』」竹内オサム研究所

 Freestyle Edgeのキー・トップに貼っていた文字シールを、黒字に白文字のテプラに変更。サイズは12ミリのテープがぴったり。見た目が非常に良くなった。

 数日、使っていて、気づいたこと。
(1)  Freestyle Edgeは、標準で、3つのレイアー(キー・カスタマイズしたもの)を、キーボードの上の方にある「Layout」というキーで切り替えられる。また、そのそれぞれに、トップとFnのレイアーがある。
 とりあえず、レイアー(1)を先に紹介したようにカスタマイズし、Fnで、右側のボードでテンキーを打てるよにうにした。
 ところが、KEYLAY00をかましてあるため、Fn設定が機能しないことが解った。これは、KEYLAY00側でレイアウトを複数作って(たとえば、テンキー用設定)、切り替えるしかないということだ。

(2) Freestyle Edgeのキー配列は、デフォルトでもよく考えられている。しかし、一つ違和感が消えないのが、数字の「6」のキー。左側のボードにあるのだ。これは右側のボードにあって欲しかった。

   
   


2018.06.06
[新刊]
 東京創元社『ミステリーズ!」Vol.89
 高田崇史『古事記異聞』講談社ノベルス
 本格ミステリ作家クラブ選・編「ベスト本格ミステリ2018」講談社ノベルス

「宇宙探査艦オーヴィル」第11話は、二次元世界に迷い込むという話が秀逸。その上、ブリッジのナビゲーターであるジョンは、やけに地味な存在だなあと思っていたら、この回からいきなり機関主任になる。これって、「新スタートレック」で、ラフォージが第1シーズンではパイロット席にいたのに、第2シーズンから機関主任になったのを、追従しているわけだよね。さすが。

2018.06.05
 Rboard Pro for PCは、裏側の、奥側にある小さな足を立てて、キーボード奥を高く、手前を低くすることができた。そして、そのような形で使ってきた。しかし、Freestyle Edgeには、そのような足がなくて、最初驚いた。
 そこで、(分離型キーボードだから)真ん中を開き、左右を少し奥側へずらす。つまり、ハの字型に置くと、両手を置いた時に気持ちか良く、無理のない運用ができると思われた(手前にパームレストがあるが、これは最初からキーボードにくっついている)。肩こりや腱鞘炎を軽減できるだろうと思われる。
 実際、Rboard Pro for PCでは、両手を真ん中でくっつけるようにしてキーを打っていて、肩が窮屈だった。それがホームポジションでもなくなったということである。
 また、オプションのリフトキットを取り付けると、キーボードの中央よりを高く、左右の端の方を低くすることができる。三段階に調整できるが、自分にとっては一番低くて良いと思った。

 


2018.06.05
 Freestyle Edgeの良い所は、左右にあるスペース・キーに、違ったキー・アサインを、本体側でマッピングできること。つまり、左側をバックスペース、右側をスペースにする、というような具合だ。
 のちに「やまぶき」で親指シフト配列を割り付けるにしても、このことが非常に重要になる。
 それから、ATOKで、左右の親指シフト・キーに何の機能を割り付けるかも大事だ。
 私の場合、左は「無変換」キー、右は「変換」キーが望ましく、そのそれぞれに、ATOKでは「部分確定」と「変換」を割り付けたい。

 そこで、左右のスペース・キーをどうするか考えて、「SmartSet App」によって、普段使わない、右ウインドウ・キーと、右メニュー・キーを選択することにした。
 その他、スペース、UP、DOWN、TAB、DELなども、自分の好みの位置に変更する。
 数字の1の左側のキーは、押しても何も出ないようにした。数字を打っている際、「半角/全角」のモードがうっかり替わってしまうことがないようにだ。

 次に、KEYLAY00での割り付けを行なう。左右のスペース・キーに割り付けた右ウインドウ・キーと、右メニュー・キーを、それぞれ、「無変換」と「変換」に変更したわけだ。他にもCAPSだとか、いくつかの変更を行なう。

 最後はATOKだが、これはこれまでRboard Pro for PCで使ってきたキー・アサインの設定をそのまま使う。先にも書いたとおり、「無変換」キーには「部分確定」を、「変換」キーには「変換」機能が割り振ってある。

 こうして、 Freestyle Edgeを親指シフト配列化することはほぼ完成した。あとは、機能キーの一部を、実際に使いながら、多少場所を変える程度である。

 キー・トップの表示は、手元にあったテプラの9ミリ・サイズで文字を打って、貼り付けてみた。しかし、これは12ミリ・サイズの方がちょうど良いし、黒字のキーボードに白地のテープだと目がチカチカする。近い内に、テプラ・テープを黒字に白文字に変えてみるつもり。

   


2018.06.04
 Freestyle Edgeを親指シフトキーボード化するためには、私の場合は、以下のような運用になる。

(1) Freestyle Edgeに内蔵されたキー・マッピング用のプログラム「SmartSet App」。
(2) Windows 7 64ビット 日本語キーボード・ドライバー
(3) KEYLAY00(キーの割り付けプログラム)
(4) やまぶき(親指シフト配列化ソフト)
(5) 日本語IME ATOK(親指シフト用に、ある程度のキー・カスタマイズ)

(6) いつでも使い慣れたリュウドのRboard Pro for PCに戻せるように、(4)(5)のカスタマイズは最小限にしたい。(3)に関しては、レイアウトを複数登録できるので、それを随時切り替えられるようにする。

 言うまでもなく、Freestyle Edgeは英語キーボードなので、キーボード・ドライバーを日本語のものにすると、キー上の刻印と表示される文字に若干のずれがある。これは、株式会社エジクン技研のサイトで、事前に確認できる。できれば、(1)のキー・マッピングは、英語キーボード・ドライバー上で行なっておきたい。
 案の定、私は面倒なので、日本語キーボード・ドライバーのままで行なったら、後で幾つかのキーをデフォルトに戻す必要がある時に、少々困った。

 あと、Freestyle Edgeのキー・マッピング用プログラム「SmartSet App」だが、Kinesisのサイトから最新のものをダウンロードして、パソコンにインストールして使えばいいかと思ったら、違った。キーボード内にUSBメモリー領域があるので、そこにコピーして、そこのドライブから、このプログラムを立ち上げなければならない。
 私は英語ができないので、英語の取説を読まずに作業を進め、そのことに気づくのにしばらくかかった。

 


2018.06.03
[情報館]更新

  先々週は、妙高山の中腹まで行き、ワラビと山ウドを採取。東京の友人に送る。

 昨年11月に、Kinesis Freestyle Keyboardから、「Freestyle Edge」という分離型キーボードが出た。しかも、キーボード側で各キーのリマッピング(割り付け)ができるという優れもの。スペース・バーが左右に分かれていて、別のキーを割り付けることができるので、これは親指シフト入力にぴったりだと思い、すぐに欲しいと思った。

 分離型キーボードは他にもあるが、ファンクション・キーがないとか、キーのリマッピングができないとか、そのような理由で、理想のキーボードは、Freestyle Edgeだと思ったしだい。

 Kinesis社のキーボードは、日本では株式会社エジクン技研が販売代理店になっている。電話をしたら、今年2月から輸入開始だと言う。急いで欲しければ、米国Amazonに注文するという手もあるが、故障した時のことも考え、3月頭にエジクン技研に注文することにした。
 ただ、エジクン技研が正規に売っているのが、青軸。青軸はカチャカチャうるさいし、ややキー・タッチが硬い。尋ねたら、赤軸も輸入してくれるという。ただし、船便の都合で2ヵ月待ちだそうだ。でも、本体+オプションのリフトキットを注文して、心待ち状態。 
 そして、6月1日に、ついにFreestyle Edgeが来た~!。

   
   


2018.05.30
 「宇宙探査艦オーヴィル」第10話は、「新スタートレック」や「ヴォイジャー」などでも良くあった悪夢もの。しかし、単なる夢落ちではなくて、一ひねりしているところが良かった。

 南雲堂の「本格ミステリー・ワールド・スペシャル」から出る、小森健太朗氏の『中相撲殺人事件』の見本刷りが出来。解説は飯城勇三氏。

 その飯城勇三氏が作る「QUEENDOM」108号も、ワームホール経由で到着。今回も、クイーンのラジオ・ドラマ他盛りだくさん。

 


2018.05.21
[新刊]
 島田荘司『本格からHONKAKUへ』南雲堂
 論創ミステリ叢書113『藤原宰太郎探偵小説選』論創社
 大倉崇裕『福家警部補の考察』東京創元社

 島田荘司先生の『本格からHONKAKUへ』は、帯の惹句に「向こう10年の提言を行なう」と書いてあるが、「向こう20年の路標」となる本である。

『藤原宰太郎探偵小説選』は、推理クイズで有名な藤原氏の探偵小説集。意外な正体を明かしていたり。インタビューも歴史的に貴重。

 「宇宙探査艦オーヴィル」第9話は、抱腹絶倒以上の抱腹絶倒。2種族間の争いと、艦員の恋愛という、「新スタートレック」定番のネタを合体させたところがミソ。
 第8話はイマイチ。助けてくれた宇宙人を殺して、その家から逃げ出すって、どういうこと?

2018.05.09
[新刊]
 新津きよみ『誰かのぬくもり』光文社文庫
 折原一『鬼面村の殺人』光文社文庫
 ミステリー文学資料館・編『甲賀三郎 大阪圭吉』光文社文庫

 5月3日は、黒姫童話館で古本市。朝から雨なので電話してみたら、室内でやっているというので、探査艦で急行。
『椋鳩十の本』全25巻(第2期までということ)と、小学館文庫『日本犬』などを牽引ビームで収容。

   


2018.05.08
 迷子犬の案内です。セッター系の茶色いワンちゃん。黒姫山でうろうろしていたそうです。
 現在は、長野保健福祉事務所(長野保健所)で保護されています。
 https://www.pref.nagano.lg.jp/nagaho/dobutsu/mayoinu.html

2018.05.07
[新刊]
 A・E・W・メイスン『ロードシップ・レーンの館』論創社(論創海外ミステリ)
 メルヴィル・デイヴィスン・ポースト『ムッシュウ・ジョンケルの事件簿』論創社(論創海外ミステリ)

『ムッシュウ・ジョンケルの事件簿』に収録されている「大暗号」は傑作なので、この短編集の訳出は嬉しい。

 ゴールデンウィーク中は、妙高山を車で上がって、苗名滝や笹ヶ峰、乙見湖へ行ってきた。途中にある小さな湿原で水芭蕉やカタクリを見たり。上の方にはまだ雪が残っている。
 後半は、東京から友人たちが遊びに来たので、家の前でずっとバーベキュー・パーティー。

『宇宙探査艦オーヴィル』第7回は、新文明との遭遇という、面白い話。

   
   
   


2018.04.30
『宇宙探査艦オーヴィル』第6回「クリル」。『スタートレック』のクリンゴン人に相当するクリル人の話。敵の生態が解ってきたわけだ。

 愛犬の散歩航海の時に、ワラビと山ウドを発見して、転送収容。今年は暖かいので、山菜も一週間ほど発育が早い。タラの芽などはもう終わり。

   


2018.04.23
『宇宙探査艦オーヴィル』第5回「プリア」。素晴らしく良かった。話も良かったが、映像も綺麗で派手。ダークマター嵐の表現方法なんて、見事としか言えない。それに、未来人が来る時代が29世紀というのも、スタートレック・ファンのつぼだよね。で、監督を確認したら、ジョナサン・フレイクス。やっぱりなあ。最高だ。

『パシフィック・リム アップライジング』を、脳内バロック劇場で観賞。最終決戦の途中まではけっこう良かった。見終わった時の満足感が少々足りない。イエーガーや怪獣に重量感がない。日本が中国化しているのは、設定が2035年くらいだから。つまり、未来の日本は中国資本に占領されているんてことだよん。
 映画全体は、トランスフォーマー+パワーレンジャー+平成ウルトラマン÷3といった感じ。

2018.04.22
 20日に、黒姫高原ドッグランがオープンしたので、夕方、愛犬たちと行ってきた。小型犬用もわりと広くて立派。
 この日、夕方のテレビのニュースで取りあげられたので、土曜・日曜の昼にはけっこう車で遊びに来た方がいたようだ。盛況であると、愛犬仲間から宇宙ラインによる報告が。

 家のまわりで軽く山菜取り。タラの芽、ハリギリ、コシアブラを。その途中で、ミツバアケビではないかと思われる植物を発見。秋が楽しみである。

 本日は、町内会の道普請(ようは、ドブさらいとゴミ拾い)。けっこうゴミが落ちているものだ。缶ビールとか缶チューハイの空き缶を道端に捨てるって、どういう神経をした人なのか。

   
   


2018.04.18
 さらに、黒姫高原ドッグラン作り。大型犬用(フリー用)ドッグランは完成。今年新設する小型犬用は、八割ほどの組み上がり。オープンは20日。

 山菜は、菜の花とノカンゾウを採って食べた。

   
   


2018.04.14
[新刊]
 鳥飼否宇『隠蔽人類』光文社

 13日、Netflixで、『宇宙家族ロビンソン』の焼き直し『ロスト・イン・スペース』が公開された。毎週1回の放送かと思ったら、いきなり第1シーズン10回分を全部公開。ということで、こっちも一気に見る。
『宇宙家族ロビンソン』と言えば、ロボットのフライデー(日本版のみの名前だが)。今回はなるほど、そう来たか、という設定(そんな簡単に味方になるかあ、とか、かなり無理あり)。話の中盤が、人物間ドラマになってダラダラしているとか、家族の設定が変とか(お母さんばかり活躍。お父さんは力持ちの馬鹿。ジュディのキャラが立ちすぎで、姉妹と比べてどうなんだ、とか)、家族だけで頑張るから面白いのに、コロニーものになっちまっているとか、けっこう不満があった。

 黒姫高原ドッグランであるが、現在、愛犬家有志で設置中。4月20日オープン目指して、塀を作っている最中。お手伝いは大歓迎。私も12日と13日の午後に行って来ました。今まで、草刈りは黒姫高原スノーパークの方にお任せしていましたが、今年は自分たちでやる予定。こちちも、お手伝い大歓迎。

   
   


2018.04.09
 日当たりの良い所では、タラの芽が出て来た。かと思ったら、昨日、今日はやたらに寒く、夜の内に雪まで降った。

 愛犬たちと野尻湖畔の散歩。トモも平然と水に入っていた。

 『宇宙探査艦オーヴィル』第3回。今回も安定した面白み。まんま、『新スタートレック』的な話。ホロデッキで西部劇ごっこという出だしだし。

   
   


2018.04.04
[新刊]
 秋保水菓『コンビニなしでは生きられない』講談社ノベルス

『宇宙探査艦オーヴィル』第2回、抱腹絶倒!

 野尻湖畔で、ナウマン象の骨や、その他の化石の発掘作業をしていたので、ちょっと見学。春先で湖水の少ない今時分でないと掘れないとのこと。

 用事があって上越へ。愛犬たちと、海辺を散歩。

   
   


2018.04.02
[新刊]
 新津きよみ『シェアメイト』角川ホラー文庫
 北村薫『小萩のかんざし』文藝春秋
 マージョリー・アリンガム『葬儀屋の次の仕事』論創海外ミステリ
 C・デイリー・キング『間に合わせの埋葬』論創海外ミステリ

 論創海外ミステリは、今月もわりとビッグネームが出たね。

 3月30日に、今シーズンの最後の妙高杉ノ原スキー場を滑ろうと思って行ってきた。スマートフォンで滑りおりるところを動画に撮ってみた(https://youtu.be/m8YjWO2OzVU)。

2018.03.27
 連日、滑っていて汗ばむような暑さ。今日も昼に上がった時には気温18℃。
 何となく、シャーベット状のゲレンデの滑り方のコツを掴んできた感じ。まずは、ある程度のスピードの保持。板をずっと踏みこんでいないといけないから、太股とがけっこう疲れる。

 W.E.T.のサード・アルバム『Earthrage』を聴く。良か良か。しかし、まんまEclipseだなあ。ジョン・スコット・ソートの歌い方も、エリック・マーテンソンかと思うような。Eclipseの新アルバムだと言われたら、あっさり信じてしまう。

『宇宙探査艦オーヴィル』第1回、面白かった! チープになる寸前、下品になるすぎる寸前、パロディすぎない。

2018.03.25
 昨日土曜日。一週間ぶりの晴れで、妙高杉ノ原スキー場へ。しかし、ゴンドラの調子が悪いらしく、機械調整中。仕方がないので、赤倉観光リゾートスキー場へ。シャーベット状の雪面に太股が痛くなる。

 本日日曜日。今日も良い天気。気温は低め(2℃度)なので、上の方はまあまあのコンディション。本日で、一番上のリフト(第3高速リフト)はお仕舞いというので、一度滑ったところへ、家から電話。秋田犬のモエが逃げ出したとのこと。結局、町役場に保護されていた。帰宅したら、悄気返った顔のモエがいた。

   


2018.03.22
 昨夜は粉雪まじりの小雨に、すごい風。またまたベランダの柵が倒れた。この前、直したばかりなのに。

 この春一番の、期待の番組を忘れていた。FOXスポーツで放映する『宇宙探査艦オーヴィル』(The Orville)だ!
『スタートレック/ディスカバリー』より、こっちの方がよっぽどスタートレックしているぞ、っていうSF番組。予告編を見ているだけで、大笑い。

2018.03.21
[新刊]
 エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事(5)』創元推理文庫

 昨日の志賀高原スキー場、焼額山と奥志賀で滑る。上の方はまだ何とか大丈夫だったが、下の方はズクズク。前日が雨混じりの雪だったようで、すごく重たい。午前中は粉雪、午後2時くらいにようやく曇り状態。

   


2018.03.20
 期待が高まりますな。4月公開の『パシフィック・リム アップライジング』。1作目は夜や雨の場面が多く、3Dで見ると暗くて何がなんだか解らなかったけど、今回は昼間の戦闘が多いみたいだから、いいんじゃないかな。
 それにしても、あんなに予告編で見せてしまって大丈夫なの?

 それより、もっと期待が高まるのが、Netflixオリジナルで、やはり4月からスタートの、『ロスト・イン・スペース』。そう、『宇宙家族ロビンソン』のまたまたリメイクなのだ。1998年の映画版はイマイチだったから、今度こそ頼むぞ。

2018.03.18
 ようやく、単行本『僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉』の原稿と図版が揃い、亜空間通信で入稿する。今回も珍しい図版がたくさんあるので、お楽しみに。

 完全に春スキーに突入。晴れた日だと、午前11時過ぎると、ゲレンデはシャーベット状態。
 家の周囲は、かなり雪解けが進み、フキノトウも出始めた。

『ブレードランナー 2049』を見たが、長いだけ。ハリソン・フォードを出す意味もあまりない(活躍しないし)。

   
   

2018.03.10
[新刊]
 小島正樹『呪い殺しの村』双葉文庫

 今朝、起きると、うっすらと雪が積もっていた。

 出た! リッチーの新曲「Ritchie Blackmore's Rainbow - Waiting For a Sign」。渋くて、格好いいぞ!
 その前に出た「I Surrender」は、アレンジもリズム隊も弱くてイマイチと思っていたから、今回の曲は嬉しい。
 これなら、ぜひ、新しいアルバムを作ってほしい。

2018.03.08
[新刊]
 ハリー・カーマイケル『アリバイ』論創社(論創海外ミステリ)
 マイケル・イネス『盗まれたフェルメール』論創社(論創海外ミステリ)
 吉田恭教『亡霊の柩』南雲堂(本格ミステリー・ワールド・スペシャル)

 昨夜から風が強く、ベランダの柵が吹っ飛んだ。風が花粉を運んで来るせいか、目がしょぼしょぼする。

 妙高杉ノ原スキー場も、先週土曜から気温が上がったので、春スキーに突入。午前11時頃からゲレンデがシャーベット状態になってくる。

 
   


2018.03.01
[情報館]更新

[新刊]
 アーサー・B・リーヴ『無音の弾丸』論創社(論創海外ミステリ)
 深水黎一郎『虚像のアラベスク』角川書店
 太田忠司『さよなら、と嘘をつく』角川文庫

 今月も、論創海外ミステリ、ありがとう。名のみ有名な、という感じの短編集『無音の弾丸』がこれで読めるわけだ。

 河出文庫の、木々高太郎『三面鏡の恐怖』に惹句を書いた。その見本刷りが光子メールで届く。

   


2018.02.20
[新刊]
 フーバート・ヘンゼル『ローダンNEO(8) テラナーズ』ハヤカワ文庫SF
 三門鉄狼『探偵女王とウロボロスの記憶』講談社タイガ
 語り屋カタリの推理講戯』円居挽
 『手塚治虫 扉絵原画コレクション 1977-1989』玄光社

 現在、秋に刊行予定である『僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉』の、原稿整理と図版整理を行なっていて、大変忙しい。今回も、図版を500点ほど用意するからだ。《手塚部屋》と書斎を行き来して、雑誌や本から必要な図版をスキャンしたり、写真に撮ったりしている。

 玄光社の『手塚治虫 扉絵原画コレクション 1977-1989』が出た。今回は、手塚治虫先生の後半生に描かれた扉絵がぎっりし収録されている。まさに圧巻である。

   
   


2018.02.13
[情報館]更新

[新刊]
 東京創元社「ミステリーズ!」Vol.87
 桐野夏生『路上のX』朝日新聞社

『スタートレック/ディスカバリー』の15話を見る。正直言って、拍子抜け。これまで、宇宙戦争ぶりを強調してきたのに、最後は『宇宙大作戦』みたいな頓知による解決とは。しかも、あんなことで、クリンゴンが引き下がるとは思えないし。
 これで、第一シーズン終了。最後にアレ(形がだいぶ違うが)が出て来たのは良かったよね。

2018.02.06
[新刊]
 島田荘司『屋上』講談社ノベルス
 霞流一『死写室』講談社ノベルス

 島田先生の作品は、改題したんだね。

 今日の妙高杉ノ原スキー場は寒かった。マイナス9度で滑っていると、スキージャケットの下に、薄いモンベルのダウンを着ていても寒い。というか、剥き出しの頬が冷たい。
 山の天候は面白い。上部は薄晴れで、下部は雪が降っていて、下部の方が寒かった。

 小学館クリエイティブから、すごい復刻本が出る。手塚治虫先生のファンなら、一家に一冊というほどのもの。
 その昔、講談社の「少年クラブ」に連載された『ふしぎな少年』のカラー完全版復刻なのだ(ただし、付録は原寸大で、本誌の方はやや縮小してある)。その上、非常に入手しがたい(まあ、僕は持っているが)、『ふしぎな少年』カルタの復刻までおまけで付いている。
 物凄く入念な編集で、解説も充実している。遊び心満載の作品なので、原形で読むと、現在の単行本とは印象がずいぶん違う。ぜひ、御購読を!

   
   


2018.02.05
[新刊]
 エドガー・ウォーレス『血染めの鍵』論創海外ミステリ
 ザ・ゴードンズ『盗聴』論創海外ミステリ

『スタートレック/ディスカバリー』の14話を見る。無茶な話になってきたぞ。

 エドガー・ウォーレスの『血染めの鍵』の完訳だ。ありがとう、論創社。と、感謝したい。密室トリックに1項目を加えた古典的作品。今からすると、こんな簡単なことが、となるが、当時としてはある種の固定観念を破壊する画期的なものだったわけだ。

 


2018.01.31
[新刊]
 C・デイリー・キング『タラント氏の事件簿』創元推理文庫

 創元推理文庫の『タラント氏の事件簿』は、タラントもの全部の短編が収録されていて、確かに決定版。

 Netflixで、『スタートレック/ディスカバリー』の13話を見る。あんなに簡単に、衰弱した囚人たちだけで皇帝船を乗っ取れるとは思わないが、その他の部分は意外な展開がどんどん繰り出されて、面白かった。

 ちょっと戸隠スキー場。

   


2018.01.29
[新刊]
 成田守正『「人間の森」を撃つ 森村誠一作品とその時代』田畑書店

 森村誠一さんの関する本格的な評論・評伝『「人間の森」を撃つ 森村誠一作品とその時代』を読む。これ一冊で、森村誠一さんの全貌と偉大さが解る。

 昨日は日曜日だが、一週間ぶりに晴れたので、妙高池の平ら温泉スキー場で軽く滑ってくる。ここもリフトの繋ぎが悪いが(下がペアで、上がトリプルってどういうこと)、アルペンブリック側のヤッホーコースとガッシュタイナーコースは、空いているし、ちょうど良い角度、幅で、中級者がカービングで滑るには最高の場所(ただ、ここの上部リフトは土日しか動いていない)。

   
   


2018.01.23
[情報館]更新

[新刊]
 鏑木蓮『沈黙の詩』PHP文芸文庫
 東川篤哉『探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます』幻冬舎

 この地方の言い方で《かみ雪》なので、東京の方では降っているが、今のところ、こちらでは積雪10センチから15センチほど。

『スタートレック/ディスカバリー』の12話を見る。おお、これは意外な展開だ。

2018.01.19
[新刊]
 山田正紀『銀の弾丸』創土社
 北原尚彦・編『シャーロック・ホームズの古典事件帖』論創社(論創海外ミステリ)
 石上三登志『スクラップブック 日本映画ミステリ劇場』原書房

 いやはや。嬉しい本で出るものだ。北原尚彦・編『シャーロック・ホームズの古典事件帖』は、日本のミステリー史を読むと出て来る、名のみ知られているような、明治期のホームズ翻訳物などが収録されている。当然、文語体なんかになっているわけだが、その古色蒼然とした味わいがぐっと来るのである。

 で、何より、石上三登志氏の『スクラップブック 日本映画ミステリ劇場』が素晴らしい! 映画、ミステリー、SF、マンガに精通していた石上三登志氏の軽妙だけれど蘊蓄満載の文章に酔い痴れるしかない。石上三登志氏の甥御さんから(彼もまた大の手塚ファン)この本が出るよ、と教えてもらってから、ずっと楽しみに待っていたが、待っていたかいがあった!

 K-POPは、MOMOLANDがとうとう1位を取った「BBOOM BBOOM」が楽しい。これはヒットするよなあ。

2018.01.15
 一昨夜から昨日朝にかけては、積雪40センチ。午前中は除雪機で除雪作業。

 本日は、ようやく晴れ。妙高杉ノ原スキー場へ。ゴンドラ4本、第2高速と第3高速リフトを一本ずつ。富士山もうっすらと見えた。

 Netflixで、『スタートレック/ディスカバリー』が再開。11話を見る。わりと無理筋。テラン帝国の皇帝はホシ・サトウではなかったのね。

   


2018.01.12
 河出文庫から出ている「探偵・怪奇・幻想シリーズ」の1冊の推薦を頼まれたので、ゲラを読んで、ちょっと頭をひねる。

 芦辺拓・編/西条八十『あらしの白ばと〈黒頭巾の巻〉』を、木星大気圏の中から転送収容成功。

 TOTOの新曲『ALONE』がYouTubeに出ていたので聞く。悪くないが、ボーカルがボビー・キンボールだったら、もっとピリッとしたのに。と、ないものねだり。

2018.01.09
 昨日の午後から黒姫は雨模様。この時期に雨だなんて(普通は雪)、おかしな天気だ。
 午前中は曇りだったので、妙高杉ノ原スキー場へ。ゴンドラ2本。風があってゆっくり動いていたので(上の方は雪)、嫌になって帰宅。

 Netflixで、『スタートレック/ディスカバリー』が再開。10話を見る。面白い。全体的によくできていると思ったら、監督はジョナサン・フレイクス(ライカー副長)だっだ。ディスカバリーが鏡像世界に迷い込み、『宇宙大作戦』などのエピソードと繋がって来た。

2018.01.06
 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 年賀状をくださった皆様、ありがとうございました。

 映画『スパイダーマン・ホームカミング』を見る。ユーモア寄りにしたのは良いとして、同じようなギャグの繰り返しが多く、少し長い。10点満点で6点。

 映画『ワンダーウーマン』を見る。必要なセリフ、必要な場面があるし、作り込みも凝っている。10点満点で9点。減点は、ダイアナが利口になったり馬鹿になったりして、いっかんしていないから。また、最後に「愛」とか言いだすのは何だかなあ。本来、ワンダーウーマンがアメリカの味方をするのは、初めて見た男(スティーブ・トレバー)に恋をして、彼の役に立ちたいからでしょ。最初から、彼を愛したので、彼と彼の国を助ける、で良かったのではないか。

 黒姫は、年末年始、ずっと雪降りだった。

   


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