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この日誌は、個人的な読書感想を含みます。推理小説の核心部分にはなるべく触れないつもりですが、うっかり言及する場合もあります。新作等を予断なく読みたい方は御注意ください。 |
創元推理文庫 |
二階堂蘭子シリーズ短編集 講談社文庫 |
南雲堂 |
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南雲堂 8月22日発売予定! |
二階堂蘭子シリーズ長編 講談社文庫 8月10日発売予定! |
光文社文庫 |
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『新本格ミステリー入門』 Amazon Kindle本
『新本格ミステリー入門 付録-評論』 Amazon Kindle本
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[情報館]
2022.08.04
数日前、家人が愛犬たちと朝の散歩。林道を進んでいると、脇にある沼の所で何やらガサガサ音がする。血気盛んな若いスムース・コリーの父子・レンとピートが駈け込んで行ったら、そこに月の輪熊がいて、大騒ぎに。レンとピートは顔と胸に怪我を負い、呼び戻した家人の元へ悔しそうに走ってきた。
しばし、月の輪熊と睨み合う状況だったが、何とか熊の方が藪の中へ入っていった。
家に戻ると、レンもピートも2、3箇所血が出ているし、熊の爪で胸の所が少し割けているで、あわてて長野市内の動物病院へ行き、傷口をステープラーで留めてもらったのであった。
しばらく、林道散歩はやめた方が良さそうだ。
作家生活30周年記念の、講談社文庫版『巨大幽霊マンモス事件』の見本刷りが出来てきた。これまでと人味違った表紙のデザインが面白い。8月10日頃の発売予定。解説は、飯城勇三さん。
この後、8月22日頃に、南雲堂から『呪縛伝説殺人事件』(羽純未雪さんとの合作)が、8月末頃に論創社から『悪霊の館 《完全版》』(解説は柄刀一さん)が、発売の予定。合わせて、よろしくお願いします。
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2022.07.26
[新刊]
鏑木蓮『見習い医ワトソンの追及』講談社
天祢涼『拝啓 交換殺人の候』実業之日本社
先々週の木曜日に、玄関前でスズメバチに右手を刺される。パンパンに膨れてしまった。ゲラの校閲で忙しいのに迷惑極まる。頭に来て、家のまわりを確認したら、スズメバチの巣が二つと、アシナガバチの巣が三つあったので、全部、殺虫剤で駆除してやった。
8月中旬に講談社文庫から出る『巨大幽霊マンモス事件』(作家デビュー30周年記念)の、カバーのラフ・デザインが出てきた。
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2022.07.12
[新刊]
柄刀一『或るアメリカ銃の謎』光文社
愛犬との散歩の際、道路を横切って、林の中に逃げ込んだ黒い動物。最初は熊の子供かと思ったが、木の陰に止まってこちらを見ている。カモシカの子供だった(前に親子連れで見た時より、だいぶ大きくなっていた)。
愛犬レンとピートは、野尻湖畔へ連れて行くと、ジャブジャブ水の中に入っていく。
南雲堂から8月に出る、羽純未雪氏との合作『呪縛伝説殺人事件』のカバー・デザインが出てくる。
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2022.07.09
[新刊]
喜国雅彦『嗜好機械の事件簿』東京創元社
貫井徳郎『紙の梟』文藝春秋
南雲堂の、島田荘司/二階堂黎人・監修「本格ミステリー・ワールド・スペシャル」から、小島正樹氏の『仮面の復讐者 浜中刑事の逆転』が、7月1日に発売された。
復刊ドットコムから『鉄腕アトム 《オリジナル版》10』が、物質転送機で届く。
8月に作家デビュー30周年を迎える。記念に、3冊の本が出る。
『巨大幽霊マンモス事件』講談社文庫
『悪霊の館《完全版》』論創社(単行本)
『呪縛伝説殺人事件』南雲堂(書き下ろし新作。羽純未雪氏との合作)
ゲラがどんどん出てくるので、赤入れでかなり忙しい。
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2022.06.21
『スタートレック/ディスカバリー』のシーズン4全体を2度、観賞。終盤は盛りあがって面白かった。
未知との遭遇というのは、ジーン・ロッテンベリーが考えた『スタートレック』の重要な主題だしね。
ただ、少し説明不足も(映像的にも)。たとえば、地球やニヴァーに迫り来るDMAや、それが消え去る場面がまったく映像として出て来ないのは、スリルを欠く原因になっている。
胞子ドライブ・エンジンが壊れたディスカバリーは、通常ワープ・エンジンで連邦に返るしかないが、そうすると、最大ワープ速度でも30年も40年もかかる。それで、10-Cが、ワームホールを作って送ってくれたらしいが、その場面の詳細がよく解らない。もっと、10-Cとの交流や理解の場面を描いた方が良かったのではないか。
2022.06.17
[新刊]
鏑木蓮『見えない階』潮文庫
8月に講談社文庫から出る、文庫版『巨大幽霊マンモス事件』のゲラに赤入れして戻す。
『スタートレック/ディスカバリー』のシーズン4は、現在、第9話「ルビコン川」まで見たところ。寄り道が多くて、なかなか本題に入らないことがある。ディスカッションや演説も少し多い印象。これから面白くなる模様。
復刊ドットコムから『鉄腕アトム 《オリジナル版》09』が、量子魚雷で届く。
2022.06.10
驚きの10乗! いきなり、『スタートレック/ディスカバリー』のシーズン4が(1~3までも)、YouTubeで購入視聴可能になった。ちゃんと吹き替えもあるし。
https://play.google.com/store/tv/show/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF_%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC?id=qWnV5PgGgaY.P&hl=ja
…
さっそく2話まで見る。もったいないので、後は1日1話ずつで。
2022.06.08
ハヤカワSFシリーズの、ウィルスン・タッカー『長く大いなる沈黙』、アレクセイ・パイシン『成長の儀式』を、宇宙の深淵で発見。転送収容。
『スタートレック/ディスカバリー』のシーズン1とシーズン2が、有料レンタルにより、Amazonプライムで放映が始まった。この勢いで、シーズン4までぜひ頼む。もちろん、『スタートレック/奇妙な新しい世界』も。
ジョン・ロード『ディヴッドスン事件』を読了。これまで読んだ(これまで翻訳された)ジョン・ロードで、一番面白かった。
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2022.06.04
[新刊]
辻真先『馬鹿みたいな話!』東京創元社
ジョン・ロード『ディヴッドスン事件』論創社(論創海外ミステリ)
G.D.H.&M・コール『クロームハウスの殺人』論創社(論創海外ミステリ)
『宇宙探査艦オーヴィル"』のシーズン3「The Orville: New Horizons」が、アメリカで始まったらしい。日本ではHuluで見られるのだろうか。
https://youtu.be/G982GjpWZDU
論創海外ミステリの新刊は、1920年代を代表する作家2人の新刊がそろい踏み。
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2022.05.29
[新刊]
我孫子武丸『残心 凜の弦音』光文社
加納朋子『空をこえて七星のかなた』集英社
未須本有生『天空の密室』南雲堂
カーウッド『狼犬バリー』偕成社を転送収容。カバー付きが嬉しい。
8月末に南雲堂から出る、羽純未雪/二階堂黎人・合作の『呪縛伝説殺人事件』のゲラが出てきて、赤入れ。
黒姫山でワラビ採りができるようになり、少しだけ採取(夕方行ったら、もうあまり残っていなかったから)。
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2022.05.07
[新刊]
汀こるもの『探偵は御簾の中 白桃殿さまご乱心』講談社タイガ
大いなる落胆。Amazonプライムビデオの『スタートレック/ピカード』シーズン2が、全10話で完結したが、ひどくつまらなかった。『スター・ウォーズ』シーズン7~9と同様に、この世になかったことにしたい。
久々に、昨日の夕方は、愛犬レンとピートを連れて、黒姫山のドッグランへ行く。9ヵ月のハスキーのテス嬢がいて、ピートたちは思いっきり走る。そこに、柴犬のサクラ嬢も来て、これまた4匹でぐんぐん走る。さらに、1歳半のピレネーのアレフ君(初見)も来て、またまた走る。
ということで、レンもピートも満足した夕方の散歩であった。
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2022.05.01
タラの芽、コシアブラ、ノカンゾウなどを採って食す。タラの芽は昨年から続いて、やや不作ぎみ。1番芽だけ採って、2番芽以降は採らないのがマナーだが、根こそぎ採っていく人がいるからだ。林の中を荒らす人も多い。昨年は、山菜を採るのに、バキバキ枝を折っている老人も見かけた。残念なことである。
『Star Trek/Strange New Worlds』のオープニングが航海された(じゃない、公開された)。『ピカード シーズン2』がつまらなかったので、こっちが本命。だけど、日本ではいつ見られるのだろうか。
2022.04.20
[新刊]
白木健嗣『ヘパイストスの次女』光文社(福山ミステリー文学新人賞受賞作)
吉良運平翻訳セレクション『悪魔を見た処女』論創社(論創海外ミステリ)
うーん。過去に戻ると聞いて嫌な予感がしたが、的中。『スタートレック/ピカード』がつまらない。過去の地球に来てから、ずっと中だるみのまま。
当地はやっと桜が咲いたところ。コゴミも生えてきた。
先週、今シーズン最後のスキーになるかと思い、志賀高原の横手山・渋峠スキー場へ行ってきた。帰りに熊ノ湯に入る。
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2022.04.06
[新刊]
P・G・ウッドハウス『ブランディングズ城のスカラベ騒動』論創社(論創海外ミステリ)。
山口雅也さんのフェイスブックを見たら、びっくりして、ワクワクするような発表がされているじゃないの。
それって、こちら!
昨日の午前中は、アカカンでの春スキー。湿雪のシャーベットで、しかも、雪面がボコボコ。滑りにくいったらありゃしない。
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2022.04.03
1日から3日が、妙高杉ノ原スキー場の延長オープンの日。1日(金曜日)は、わりと寒くて、まあまあ良い状態で滑ることができた。これで、今シーズンの妙高杉ノ原スキー場とはお別れ。積雪はそれなりにあり、まだあと2週間くらいは滑れそうなのに。
『スタートレック/ピカード』シーズン2の第5話。あの謎の人物については、『宇宙大作戦』シーズン2の最終話と関係がある。正直、過去の話(現代が舞台)はあまり面白くない。
それより、アメリカで5月から放映が始まる『Star Trek/Strange New Worlds』のキャラクター別コマーシャルが続々とYouTubeにも上がっている。中でも興味深いのが、副長(ナンバー1)のコマーシャル(Number One Una Character Trailer)。これまで、副長(ナンバー1)とだけ呼ばれて、名前が解らなかった彼女だが、ウナ(もしくは、ウーナ)と判明したからである。
ああ、早く『Star Trek/Strange New Worlds』が見たい! AmazonでもNetflixでもいいから、何とかしてくれ!
2022.03.28
『スタートレック/ピカード』シーズン2の第4話って、ちょっと見ると、あれ?って、思わせる所がある。ピカードたちが21世紀にタイムワープして、ピカードが若いガイナンに会うのだけれど、彼女がピカードを見ても誰だか解らない場面。
『新スタートレック』を見ていた人なら、「タイムスリップ・エイリアン」(前後編)の巻で、19世紀のサンフランシスコにタイムワープしたピカードたちが、その時代にいるガイナンに会っている。なにの、どうして、21世紀のガイナンが、ピカードに気づかないの? って。
よくよく考えてみると、これこそタイム・パラドックスなのだろう。
つまり、Qが分岐させた24世紀から、ピカードたちは21世紀にやって来たわけだが、もうその21世紀は、「分岐させられた未来の過去」にすぎず、従来の、『新スタートレック』の過去とは違う、という解釈が成り立つ。
そうでもなければ、若いガイナンがピカードに気づかないはずがない。と、無理矢理納得。
2022.03.25
あの編集者・宇山日出臣さんの没後15年ということで、大勢の作家が寄稿した、太田克史・編『新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集』(星海社)の見本刷りが、永遠の管理者の手で届けられる。私も寄稿している。
新本格ミステリー・ファンの方はぜひ御購読ください(3月31日発売予定)。
ホームページ:https://www.seikaisha.co.jp/information/2022/03/01-post-uyama.html
ツイッター:https://twitter.com/seikaisha/status/1498843323481862145
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2022.03.19
[新刊]
高田崇史『QED 神鹿の棺』講談社ノベルス
手塚治虫『サンダーマスク《オリジナル版》』復刊ドットコムが、タイムマシンで到着。
昨夜は、『スタートレック/ピカード』シーズン2の第3話。午後7時1分から始まるはずが、ボーグの妨害で、7時3分から。『宇宙大作戦』や『スタートレック/ヴォイジャー』などにも、未来から現代にタイム・トラベルしてくる話があるが、正直言って、あまり面白い設定とは思えない。セット代をケチっているんじゃないの?というふうに思ってしまう。
とりあえず、まだ4回しか見ていない。
2022.03.11
[新刊]
有栖川有栖・他『本からはじまる物語』角川文庫
手塚治虫『鉄腕アトム 〈オリジナル版〉 06』(復刊ドットコム)が、スノーピアサーで到着。購入特典付き。
『本からはじまる物語』角川文庫には、拙作「白ヒゲの紳士」も同化されている。
昨日のスキー場は、上部はいい具合に冷たくしまっていたが、下部はかなり柔らかい(アイスクリーム状)。今日のスキー場は、気温が高く、上部までアイスクリーム状態。下部では時々、スキーが止まりそうになる。
たった今、『スタートレック/ピカード』シーズン2の第2話を見終わったところ。怒濤の展開ですな。
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2022.03.07
『スタートレック/ピカード』シーズン2の第1話だが、まだ7回しか見ていない。ボーグ・クイーンが転送で侵入してくる前、ボーグ艦が何か言っているのだが、よく聞き取れない。やっと解ったのは、「使者を送る。我々のクイーンだ」というもの。もうちょっと、聞き取りやすくしてほしかった。
昨夜から今朝にかけて、がっつり雪降り。ただ5センチの積雪なので、道路などはほとんど日中に溶けた。
ラフコリーのセリのお里の方が遊びに来てくれて、コリー2匹とサモエドの子供「おかゆ」を連れて来る。おかゆはまだ5ヵ月だが、もううちの秋田犬モエと同じくらいの大きさ。物凄く元気で、うちのスムース・コリーのレンとピートの一緒に雪の上を駆けずり回っていた。ドシドシと。
ジャック・ロンドンの有名な小説『荒野の呼び声』で、主人公の犬と戦うのが、文中で「スピッツ」となっている。これ、日本スピッツを考えているととんでもない。まさにサモエドなどのことだ。重量級の「おかゆ」が走り回るのを見て、なるほどと納得したしだい。
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2022.03.05
[新刊]
レックス・スタウト『殺人は自策で』論創社(論創海外ミステリ)
マンガ研究同人誌「ビランジ」49号が、四次元コピー機で届く。
『スタートレック/ピカード』シーズン2の第1話だが、まだ5回しか見ていない。
新本格推理の父、宇山日出臣さんの追悼文集が、星海社から刊行される。
以下の場所に情報あり。
ホームページ:https://www.seikaisha.co.jp/information/2022/03/01-post-uyama.html <https://www.seikaisha.co.jp/information/2022/03/01-post-uyama.html>
ツイッター:https://twitter.com/seikaisha/status/1498843323481862145 <https://twitter.com/seikaisha/status/1498843323481862145>
2022.03.04
[新刊]
桐野夏生『燕は戻ってこない』集英社
今日は良い天気。妙高杉ノ原スキー場で、ゴンドラ4本、第2高速と第3高速リフトを1本ずつ。昼頃になったら、雪がズクズクになりだした。ついに春スキーに突入だ。
たった今、Amazonプライムで、『スタートレック/ピカード』シーズン2の第1話を見終わったところ。すごく盛りだくさんの話で良かった。Qの若返りCGは、ルークの若返りCGより上かも。
一昨晩。わが家の目の前で、〈日常の謎〉が起きた。
夜10時頃、犬たちにおしっこをさせようと思って、外に出たら、うちの入口――家の前の道路――に、一台の車が止まっている(最近、話題のプリウス・ミサイルだ)。品川ナンバーで、ひらがなは〈わ〉だから、レンタカーか、リース。
両隣の家は、50メートルほど離れているし、車が止まっている(道路の)向こう側は、ただの林で、道路際は除雪した雪の壁となっている。西の方へ行くと、100メートルほどで別荘地になるが(うちは、別荘地の入口の旧ペンション街にある)、数件しか住んでいない。一番近い別荘地の家でも200メートルほどの距離はある。
一応、両隣に電話で訊いてみたが、来客はいないという返事。別荘管理者にも電話を入れたが(夜間はアルバイトらしく)、何も解らないとの返事。懐中電灯を持って、30分ほどあたりを見て回ったが(自殺とか、物色とかもあるから)、誰も現われない。
仕方なく、警察を呼ぶ。最初、黒姫の交番に電話を掛けたが、留守電(夜はいないのか?)。だから、110番。25分かかって、(たぶん、飯縄町あたりから)パトカーがやって来る。
で、お巡りさん二人の見解は、「事件性がないようなので、明日の朝、ナンバーから解るレンタカー屋に電話をしてみます」とのこと。いやいや、すでに事件性はあるだろう、と思ったが、お巡りさんも、寒いので早く帰りたいという様子がありあり。10分もおらず、パトカーは帰っていったとさ。
――というわけで、この謎、皆さんはどう解きます?
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2022.02.28
[新刊]
大山誠一郎『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』実業之日本社
南雲堂の「本格ミステリー・ワールド・スペシャル」から出る、吉田恭教『四面の阿修羅』の見本刷りが出来。書店には3月8日頃に並ぶ予定予定。槙野・東篠シリーズの最新作である。
ジョン・ディクスン・カーの『連続自殺事件』創元推理文庫を、物質転送機で取り寄せ。以前、創元推理文庫から出ていた『連続殺人事件』の改題・新訳版だ。
この作品、非常に好き。密室トリックの意外性はもちろん、、ユーモア作家としてのカーの面目躍如的な作品だから。
冒頭をちょっと読みだしたら、アッと言う間に50ページに達していた。
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2022.02.17
[新刊]
飛鳥高『飛鳥高探偵小説選VI』論創社
天祢涼『陽だまりに至る病』文藝春秋
ロボット・AIもののSFアンソロジー『創られた心』創元推理文庫が出たと知ったので、物質転送機で取り寄せ。16話も入っているので、かなり厚い。
相変わらず、雪の降る日が多いが、雪がやたらに湿気を帯びている(だから、ドカ雪になるのだが)。
スキー場は良いコンディション、と言いたいが、経費節減のためか圧雪をサボっていることが多くて、けっこうボコボコ。
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2022.02.10
[新刊]
遠藤遼『平安姫君の随筆がかり 一』講談社タイガ
鮎川哲也『風の証言 増補版』光文社文庫
手塚治虫『鉄腕アトム 〈オリジナル版〉 05』(復刊ドットコム)が、スノーピアサーで到着。
今日・明日はまた雪模様。スキー場だけに降ればいいのに。
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2022.02.05
昨夜からずっと降雪が続いている(昨晩から降っている)。すでに除雪を2回。明日も大雪の模様。
BATTLE BEASTの『CIRCUS OF DOOM』を聞く。85点。前作もそうだが、シンフォニックなもの(演奏)は、スケールは大きいが、曲の輪郭が惚けてしまう。
SANTANAの『Blessings And Miracles』を聞く。『SUPERNATURAL』路線のアルバム。80点。どうやら、国内盤(日本盤)はないらしい。
2022.02.03
妙高杉ノ原スキー場で、ゴンドラ4本。途中から風が強くなり、三田原ゾーンの方には行けなかった(リフトが低速運転になったので)。
『スタートレック/ピカード2』が、Amazon Prime Videoで、3月4日から放送開始らしい。待ち遠しい。
先週のことだが、用事があって妙高市へ。で、高田にある老舗のお菓子屋「髙橋孫左衛門商店」へ行き、名物の「翁飴」を買う。一見、ゼリーのようだが、水飴で作ってあるのでやや硬く、その歯ごたえとほのかな甘さが良いのだ。
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2022.02.02
[新刊]
芦辺拓『帝都探偵大戦』創元推理文庫
相変わらず、雪がよく降る。過去10年間で、2番目の大雪状況。除雪作業も嫌になってきた。
平凡社の『伊藤整日記6』を読了。1960年代(昭和30年代中盤)の日記だけに、当時の文壇や作家たちの動勢が賑やかに描かれる。
それにしても、出版社にとっても作家にとっても良い時代だった。各社がばんばん世界文学全集や日本文学全集を出していて、売れに売れ、作品や翻訳を取り合っている。
伊藤整が野尻湖畔に持っていた「伊藤山荘」(別名:静湖荘)の横に、平凡社の別荘もあったらしい。という情報を得た。
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2022.01.13
[新刊]
有栖川有栖『捜査線上の夕映え』文藝春秋
麻見和史『偽神の審判 警視庁公安分析班』講談社文庫
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
お陰様で、今年、私は作家デビュー30周年を迎えます。長きにわたって支えてくださった、読者の皆様、編集の皆様、出版社の皆様、先輩作家及び同盟作家の皆様、本当にありがとうございました。心より感謝しております。
田舎での愛犬生活も10年近くなります。半分引退したようなものですが、もう少し作家を続け、作品を発表していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。
今年は、『手塚治虫単行本図鑑』、『呪縛伝説殺人事件』(羽純未雪さんとの合作)、『白魔卿の不思議』(水乃サトル・シリーズ)などの刊行を予定しております。御期待ください。
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さて、今日は、昼からかなり激しく雪が降りだした。天気予報だと明日も雪。これはかなり積もりそう。下手をすると、夜中に一度、除雪作業をしなければならないかもしれない。
現在、『伊藤整 日記(6)』(平凡社)を読んでいるところ。これまた面白い。興味深い話題がたくさん。
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