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不定期日記

2000年8月



2000.08.30
 マンガ家の野間美由紀さんと雑誌「プータオ」の対談です。題して「名探偵と本格ミステリー」(だったかな?)。新本格よりずっと早くミステリー・サークルものを描いていた野間さんの話は、本当に本格ミステリーに対する愛情が溢れており、耳に胸に心地よいものでした。詳細は次回発行の季刊「プータオ」にて。
 野間さんも、白泉社の編集さんも、CANONのIXY・DIGITALを持っていました。小さくていいですねえ。欲しくなりました。
 対談終了後は、野間さんと紀伊國屋書店洋書部へ行き、二人で「スタートレック・ザ・マガジン」の最新号を購入。藤木稟さんの新刊を買おうと思っていたのに、うっかり忘れてしまいました。
 ヨドバシカメラで時計の電池交換をしたところ、ポイントが堪っていることが解り、『ドラクエ』を購入。
 ある作家の方から、文庫解説の依頼がメールで入っていました。快諾しました。
 収穫:アシモフ編『世界SF大賞傑作選』6巻。

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2000.08.29
 次回「メフィスト」用の蘭子シリーズ短編の題名を「ガラスの家の秘密」と仮決定しました。《ラビリンス》シリーズ第2弾です。

2000.08.28
 エプソンのプリンターのフォントに関して勘違いをしていたようです。DOS時代と違って、印刷されるフォントは、ウインドウズのブリンティング・システムを利用しているようです。ようするに、パソコン側のソフトが使っているフォントのまま印刷されるのですね。ですから、前期の形の悪いフォントというのは、PM−820Cの内蔵フォントではなくて、マイクロソフトのMS明朝だったわけです。
 私は普段、NECのFA明朝(フォントアベニュー)を使っているのですが、テスト印字の時には、PM−820Cの説明書きドキュメントが使われたため、そこで指定されているMS明朝で印刷されたんですね。というわけで、エプソンさん、ごめんなさい。
 北条司さんの短編集に添える解説を書き上げてメールで送付しました(5枚弱)。
 小森健太朗氏の『駒場の七つの迷宮』を読了。見えない人テーマを、密室と犯人隠しのトリックに応用した意欲作。ただ、結末の非推理小説的展開は後知恵のようで余分では。

2000.08.27
 結局、エプソンのPM−820Cを購入しました。確かに、縁なしで写真サイズ印刷(ロール紙に連続印刷)した場合のできあがり具合は凄いですね。800×600ピクセルのデジタル写真をカラー印刷した場合、銀塩写真と遜色ありません。これは衝撃力があります。
 しかし、買ってきてから1時間もしたら、もう壊れてしまいました。印字ヘッドが紙送りのローラーに当たって動かなくなってしまったのです。さっそく初期不良ということで返品交換になりました。最近、私の購入するパソコン製品は、軒並み初期不良にあっています。その率は5割を超えているんではないでしょうか。
 それから、やはりキャノンのプリンターに比べて、エプソンはフォントの形がひどい。「ハ」なんて見るに耐えません。右の払いと左の払いが長さが極端に違うのですから(右がやたらに短い)。エプソンの字体は、私の美的感覚では許せない形をしています。
 また、モノクロ印刷しかしない場合でも、ブラックの他にカラー・カートリッジを取り付けなければならないなんて理不尽だし不経済です。こういうことはカタログに書いてありません。今回は写真印刷が目的ですからこのまま使いますが、もしも通常の印刷用途で買ったのなら、メーカーに強く苦情を申し立てて、絶対に返品してしまいます。その上、カタログには、キャノンに比べてカラー・カートリッジが安いと盛んに宣伝文句が書いてありますが、ブラック・インクはエプソンの方が高価です。カラー印刷をあまりしない人は、キャノン製品を買った方がいいでしょうね。 
 [探求書]の「売ります」コーナーを更新しました。「スターログ」揃いを5万円から4万円に値下げ。江戸川乱歩全集全15巻3000円を追加しました。

2000.08.26
 何をしていたか思い出せません(?)。
 そうか。デジカメ用に、カラー・プリンターを買おうと思い立ち、エプソンのPM−820Cにするか、キャノンのBJ−F850にするか、一日カタログを眺めながら悩んでいたのでした。テキスト印刷用でしたら、文句なくキャノンです(今、使っている3台のプリンターもすべてキャノン)。私はエプソンの字体は格好悪いので嫌いですから。しかし、今回は、写真印刷に特化する目的なので、エプソンに軍配が上がるかもしれません。やはり、あのロール紙の縁なしプリントはインパクトがありますからね。
 『親指シフト・キーボードを普及させる会』の掲示板を設置しているバーチャル・アベニューのサーバーがメンテナンスのために落ちているため、その対策を施しました。テーカップを使って暫定掲示板を設置。そう言えば、一週間ほど前に変な英語だらけのメールが来ていたけど、あれがその予告だったんですね。いたずらだと思って、読まずに捨ててしまいました。
 次回の「メフィスト」の締め切りと、「ジャーロ」第2号の締め切りが重なることが判明。ギョッとなる。どうしましょう。「メフィスト」には、蘭子シリーズの「悪魔のラビリンス」の続編を。「ジャーロ」には、新世紀「謎」倶楽部の『新世紀犯罪展覧会』用の短編(長編の一部)を書きます。

2000.08.25
 講談社ノベルスで出る柄刀一さんの短編集の推薦文(解説?)を書き上げて、メールで送りました。6枚強。題して「ロマンの翼で羽ばたく男――柄刀一」。
 藤木稟さんのサイン会があるというのを小耳に挟んだので、集英社のC嬢に問い合わせをしたところ、とっくに終わったとの返事。ちょっと残念。
 『キャッツ・アイ』や『シティーハンター』で有名なマンガ家・北条司さんのマンガ家生活20周年記念短編集が出るとのことで、その解説を担当させていただくことになりました。まず、概略を書き始めました。

2000.08.24
 河あきらさんの『いらかの波』集英社漫画文庫用の解説ゲラを校正後、ファックスで戻しました。
 柄刀一さんが「メフィスト」に連載している『三月宇佐見のお茶の会』シリーズが10月に講談社ノベルスから出るのですが、各短編に作家・評論家の推薦文が付きます。その中の一編を私が担当するので、その原稿を書きだしました。6枚から8枚の予定。(しかし、他人の推薦をしている場合ではないような気も……)。
「インターネットの写真屋さん」という所で、デジタルカメラで撮った写真をプリントしてもらおうと思ったら、専用ソフトがお粗末な物で、枚数は指定できないわ(バグだそうです)、転送中に落っこちて(延々通信したあげく)、「送れませんでした」などど答えが返ってくるわで、どうしょうもありません。「デジプリ」に変えようかしら。
 収穫:筒井康隆編『75日本SFベスト集成』徳間文庫(揃いました)。里中満智子『レディー・アン』KC2巻と4巻。仁木悦子『仁木兄妹の探偵簿』全2巻出版芸術社。

2000.08.23
 昨年まで東京創元社から出ていた『本格ミステリ・ベスト10』が、今年度から出版元を原書房へ移すことになりました。責任編集は今までどおり「探偵小説研究会」ですが、内容はさらに濃くなるそうです。また、それに合わせて、刊行時期を、年末(12月の10日頃)に変更するそうです。したがって、今年度のみ、ノミネート時期が、1月から10月刊行分とやや短くなるわけですね。
 夜は「スター・トレック/ヴォイジャー」の観賞。「遠隔紀元説」は、トランスワープ技術を持っているヴォス族の科学力の描写が凄くて、面白かったですね。しかし、その反面、道徳観の低レベルさとのちぐはぐさが目立ったエピソードでした。ヴォス族が、デルタ宇宙域でどういう支配力を持っているのかよく解らないし。
 有栖川有栖さんの『海のある奈良に死す』や芦辺拓さんの『死体の冷めないうちに』や私の『ボクちゃん探偵シリーズ』の単行本の装丁をしてくださった大路浩実さんが、ウェブサイトを開設しましたので、リンクを貼っておきました。
 新刊:山田正紀『ナース』ハルキ・ホラー文庫、新津きよみ『ふたたびの加奈子』ハルキ・ホラー文庫。

2000.08.22
 東京へ戻りました。暑いですねえ。今回の腹痛は軽症でしたので、何とか活動状態まで復帰することができています。
 録画予約しておいた、先週の「スター・トレック/ヴォイジャー」が撮れていませんでした。シクシク。何で失敗したんだろう?
 「KADOKAWAミステリ」の『論理の聖剣』と、「ダ・ヴィンチ」のマンガ・アンケートのゲラの校正。
 小森健太朗氏がずっと前から構想していた東京大学ミステリーがとうとう完成しました。カッバ・ノベルスから出ましたので読み逃しのなきよう。推薦は法月綸太郎氏。

 書名    駒場の七つの迷宮
 著者名   小森健太朗
 定価    819円
 初版の日付 2000年8月30日
 ISBN  ISBN4-334-07399-9
 * 〈虚想〉を駆使するトリックスター(法月綸太郎)

 収穫:ささやななえ『獄門島』小学館FC。上原きみこ『舞子の詩』全7巻・小学館FC。バロウズ『時に忘れられた世界』早川SF文庫。メリット『黄金郷の蛇母神』早川SF文庫。アシモフ編『世界SF大賞傑作選2』講談社文庫(以上3冊は、よしだまさしさんから)。
 新刊:内田康夫『秋田殺人事件』光文社

2000.08.21
 嬉しい悲鳴を上げたくなるような長編推理が刊行されています。まさか、パトリック・クェンティンやH・C・ベイリーの長編本格が今頃読めるとは思ってもいませんでした。こうなったら、クェンティンのパズル・シリーズをどこかで全部新訳してくれないかしらん。

 書名    死を招く航海
 著者名   パトリック・クェンティン
 出版社   新樹社
 版型    四六版ハードカバー
 定価    1900円
 初版の日付 2000年8月25日
 ISBN  ISBN4-7875-8499-5
 * ロマンス、殺人、謎解きの船旅へようこそ!

 書名    死者の靴
 著者名   H・C・ベイリー
 出版社   東京創元社
 版型    文庫(創元推理文庫)
 定価    720円
 初版の日付 2000年8月25日
 ISBN  ISBN4-488-17802-2
 * 黄金時代を代表する作家の一人ベイリーの傑作長編、本邦初訳。

2000.08.20
 とうとう信濃町テニスクラブ対外国人別荘テニス愛好者の親善試合です。今年で19年目だそうです。全試合ダブルスで、私は3試合に参加。1−3で負け。2−2で引き分け。2−2で引き分け。という成績でした。私のパートナーは上手な方なのですが、運動神経0の私が足を引っ張った結果がこれなのです。来年こそは勝ちたい!
 夜、また軽い腹痛に襲われてダウン。変な物を食べた記憶はないのですが、暑かったので、試合中試合後に水分を取りすぎたのかもしれません。


2000.08.19
 午前中は山を下りて、長野市高田にあるブックオフへ行ってきました。2階には大型オモチャ店のトイザラスがあります。国道18号沿いに店舗かあるですが、お盆の後のせいか、道も店内もそれほど込んでいませんでした。本の収穫はまったくなし。悲しい。
 夜はまたテニスの練習。やる前からヘトヘトで良いところなし。

2000.08.18
 「月刊アスキー」9月号が発売になりました。『親指シフト・キーボードを普及させる会』の意見広告が載っています。今回は、富士通の日本語IMEであるOAKパワーアップβが付録に収録されるので、意見広告もこの特集です。文章は、OAKを愛用している小森健太朗氏が単独で執筆しています。OAKパワーアップβは、辞書引きが簡単に行なえ、その上、専用のドライバーなしに、106、109キーボードで親指シフトが行なえるという優れものです。変換効率もATOK13と遜色ありません(細かい所では、まだATOKの方がリードしていますが)。興味のある方は、ぜひ試用してみてください。
 付録CDにはIE5.5が入っていたので、バージョンアップしました。印刷プレビューが付いた他は、あまり変わりがなさそうです。

2000.08.17
 半日以上ダウン。夕方から起きだし、夜、2時間ほどのテニスの練習に。しかし、足は動きません。20日に、毎年恒例になっている信濃町と野尻湖外国人別荘のテニス大会があるため、それに向けて練習をと思ったわけです。過去3回出場しましたが、私は一回も勝っていません。今年こそは一勝したいものです(だいたい4ゲームか5ゲーム行なう)。でも、向こうは毎日テニスをしている人たちばっかりだからなあ。

2000.08.16
 一日、ダウン。
 午後、クリンゴン帝国の違う部署から2本の電話。一本はある事柄の事後処理に関して。一本は新しい駆逐艦の配備に対する推薦要項について。

2000.08.15
 国道18号を下って、上越市に出る用事があったので、帰りに「上越ウイング」内にある「カウボーイ」に寄りました。これは大型ショッピング・モールなのですが、中にブックマーケットという古本屋もあるからで。集英社ジュニア版世界のSF『火星のプリンセス』バロウズ、あかね書房少年少女世界SF文学全集『さまよう都市宇宙船』ハインラインと『海底の地震都市』ポール&ウィリアムスンの3冊を手中にしたので、上出来。ついでに、ブックオフ上越教育大前店へ足を伸ばしましたが、ここは今まで行った中でも最低のブックオフでした。とにかく本の数が少なくて、見るべきものはまったくありませんでした。
 夜は腹痛に襲われてダウン。

2000.08.14
 昼間、野尻湖畔にある町営プール『アオプルコ』にて1時間ほど水泳をしました。ここのプールは非常にのんびりしていてくつろげます。東京のプールみたいに、時間制限はないし、飛び込みがいけない、逆立ちがいけない、潜水がいけないなどといちいち文句も言われません。ただ、湖畔にあるので日が陰るとけっこう寒いのです。それから、風も冷たい。
 長編は、捜査段階のことをしのごの書いているのですが、どうもうまく進みません。
 「KADOKAWAミステリ」の『論理の聖剣』の原稿をメールしました。今月の目玉作品はもちろん麻耶雄嵩氏の『木製の王子』です。
 今夜から、信濃町古間の盆踊りが始まります。

2000.08.13
 少し前の話ですが、ある所へメールで送った原稿が届いていないことが数日して解り、あわてて送りなおしたことがあります。最近の実感として、送ったメールや送られたメールが届かないことが10通に1通はあるような気がします。インターネット・メールが普及して、世界中の人に簡単にメールが送れるようになったのは良いのですが、確実性は、ニフティなどのパソコン通信メールよりだいぶ劣っているようです。ニフティのメールなら、相手が読んだかどうか発信者が確認できますし、送ったばかりなら、取り消しもききます。できれは、インターネット・メールもそのくらいの利便性を有するようになってもらいたいものです。
 夜、山を下りて、長野市内の若槻にあるブックマーケット、メディア書店、ブックオフ、それから北尾張部のブックオフを巡回してきました。 
 収穫:江戸川乱歩全集全15巻講談社。バローズ『火星の合成人間』鶴書房SFベストセラーズ、上原きみこ『舞子の詩』全7巻小学館FC。

2000.08.12
 夜、農道の裏道を通り、中野市へ下りて、ここのブックオフへ。収穫はゼロ。悲しい。
 ある作家の方から、『「Y」の悲劇』の中に納めた当方の作品の一部の表記に、別の作家の方の作品を揶揄するような表現があるとの指摘を受けました。確かにそう読めなくもありません。というわけで、その対応に追われました。

2000.08.11
 長野県の黒姫へ避暑に出かけるため、お昼少し前に車で出発しました。圏央道−関越−上信越自動車道というコースです。ところが、軽井沢の八風山トンネルから横川まで渋滞10キロの表示が。ここは二車線が一車線に絞られるため、渋滞がよく起こります。
 少し考えた後、国道254へ下りて、内山峠を通って佐久へ抜けることにしました。たぶん、時間的には早くなることはないでしょうが、渋滞で止まっているより精神的負担が少ないだろうと判断したからです。国道254のこのあたりを通るのは十五年ぶりくらいですが、意外に良い道になっているので楽でした。昔はやたらに狭い箇所があったのですが、そういう不便はありません。
 佐久へ出て、「そうだ、この辺にブックオフがあったはずだ」と思い出し、カーナビで検索。ちょうど、佐久インターへ向かう途中です。特に珍しいものはなかったのですが、あかねの「少年少女世界推理文学全集」を一冊と、獅子文六全集(17巻中1巻欠)を購入。
 黒姫へは夕方5時に到着。こちちはすばらしく涼しいです。

2000.08.09
  相変わらずのスランプ状態。長編は6章まで書いたところでつまずいており放り出している有様。原稿を書く気にも小説を読む気にもならない(というか、頭がぼやけてできない)。というわけで、未だに麻耶雄嵩さんの『木製の王子』さえ4分の1しか読んでいないし、「メフィスト」もほとんど読んでいないのだから、相当重傷だと自分でも思います(暑気あたりかなあ?)。そろそろ西澤保彦さんや柴田よしきさんの血を輸血しないとだめかも。
  午後、某電気メーカーのサービスが来宅。2年前から使っているファックスだが、2階にある子機(つまり、私が使っている物)が、時々外からかかってきても鳴らないことがあるので、その対応をしてもらうことに。実は過去に3回ほど見てもらって修理などをしたのだけれど、結局症状が改善されないため、今回はとうとう機種交換となりました。たぶん、呼び出しのキャリア搬送波に何かが干渉しているのでしょうが、原因は不明です。
 夜は「スター・トレック/ボイジャー」を観賞して、早めに寝ることに。

2000.08.08
 河あきらさんの傑作マンガ『いらかの波』の文庫解説を書き上げ、メール送信。書くにあたって、久しぶりに初期の暗い雰囲気の作品も読み返しました。でも、僕はやっぱり明るい作品(コメディ)の方が好きです。『特ダネやーい!』とか『おねえさんと一緒』とか。
 「ROM」の109号が来ました。海外推理小説の研究同人誌です。相変わらずのレビューの濃さに感心。

2000.08.07
 金、土、日、月と精神的スランプ状態でまったく原稿が書けず、本も読めず。昼寝をして、ビデオを見て(『X−ファイル・セブン』を6巻分とか、『新スタートレック』をひっぱり出してきてとか)、古本屋を覗き、ダラダラとすごしてしまいました。
 パソコンのフリーズはまだ完全に取れていません。1日2回くらい起こります。しかし、Windows98にしてみればこのくらいは許容範囲と諦めるしかないでしょうね……。
 「小説現代9月増刊号メフィスト」が出ました(講談社、特別定価1500円――って、特価じゃないのか?)。今回も豪華ラインナップです。
 特別対談 綾辻行人×喜国雅彦
 読み切り短編 有栖川有栖(何と、江神もの!)、法月綸太郎、西澤保彦、太田忠司、柄刀一、我孫子武丸、他 長編連載 篠田真由美、竹本健治他
 評論、マンガ、編集部ホンネ座談会他
 と、これを読まないと、今年の夏休みは始まらないのだ!
 国樹由香さんの「あにまる探偵団」では、二階堂家のクック様とフニャ様を取材していただきました。ありがとう!
  収穫:本村三四子『太陽のカトリーヌ』集英社MC。横山光輝『ダイモス』大都社。乱歩角川文庫2冊。海野十三全集8『火星兵団』。世界推理小説大系14『フリーマン/ウォーレス』東都書房。松本るい『流れのお竜』講談社KC。牧美也子『マキの口笛』全3巻講談社漫画文庫。ささやななえ『鐘の音が鳴ったら……』小学館FC。

2000.08.04
 FOXチャンネルで見ている「シカゴ・ホープ」なんですが(私は「ER」よりこちらの方が好き)、急にガイガー先生が消えてしまってぜんぜん納得がいきません。だって、「シカゴ・ホープ」ってガイガー先生が主人公だと思っていたのに。
 

2000.08.03
 パソコンのフリーズはひとまず治まりました。たぶん、メモリのスロットを変更して挿し変えたのが有効だったのではないかと推察しています。
 午後、秋田書店のW氏と「サスペリア」の増刊に関することで打ち合わせ。
 夜は、スーパーチャンネルにて「スター・トレック/ボイジャー」の観賞。ついに宿敵ボーグが出現。話はいやがおうにも盛り上がります。というより、デルタ宇宙域にいるんだから、今まで出てこなかった方がおかしかったのですが。
 今月の講談社ノベルスですが、ついに麻耶雄嵩氏の新作が出ます。これぞ夏の奇跡!

 書名    木製の王子
 著者名   麻耶雄嵩
 定価    900円
 初版の日付 2000年8月5日
 ISBN  ISBN4-06-182141-5
 * 雪の館。鍵盤上の生首。そして巧緻なアリバイ。

 書名    まぼろし曲馬団
 著者名   太田忠司
 定価    780円
 初版の日付 2000年8月5日
 ISBN  ISBN4-06-18243-1
 * 少年たちの心を呑み込む、巨大な意志の影。

 書名    メドゥサ、鏡をごらん
 著者名   井上夢人
 定価    900円
 初版の日付 2000年8月5日
 ISBN  ISBN4-06-1821139-3
 * 呪いの書

2000.08.02
 フリーズの原因はあいからわず不明。バソコンのキーボードとマウスのコネクターに接点復活剤を吹き付け、蓋をあけて中を掃除機で掃除。メモリをはずし、別のスロットに付け直す。最後に、HDDにスキャンディスクとデフラグをかけました。さて、結果はどうなるでしょうか。
 紀伊国屋書店のピーアール誌『ifeel』に、親指シフトーに関するエッセイを寄稿。5枚弱をメール送信。
 市の健康診断案内が来てきたので、近くの内科に行きました。40歳以上はタダという奴です。昨年から喜国さんが「俺はタダだ!」と自慢していたのでうらやましかったのですが、私も今年からタダです。胃潰瘍になってからは、胃腸の不調以外はすごく健康です。痩せたおかげで、オーバーしていたコルステロールも落ちたし。尿検査、心電図、診問。血液検査の結果は一週間後。注射器で抜かれる血って、こんなに黒かったっけ?
  「KADOKAWAミステリ」のウェブサイトが更新されたようなので久々に見に行きました。自分のエッセイ『論理の聖剣』のページを確認したら、私の原稿ではなく、風間さんの原稿が掲載されています。担当編集に、訂正要求のメールを出しておきました。

2000.08.01
 昨日から、時々、メイン・バソコンがフリーズします。CTRL+ALT+DELLの強制終了も効きません。特に環境を変えたわけでもないのにどうしたのでしょう。原因は解りません。しばらく我慢が続きそうです。
 収穫:望月あきら『ウンチくん』集英社SC。

 





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