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誘拐犯の不思議



誘拐犯の不思議
光文社文庫
2013.01.20
ISBN978-4-334-76521-7
解説 鏑木蓮
 

 心霊写真家が取り出した三枚の写真。それを見た二之宮彩子は、十ヵ月前に自らが誘拐された事件の顛末を語り始める。写真に写る男が、犯人の一味だと言うのだ。
 彼女は無事救出されたが、身代金は消え、事件は未解決のまま。捜査に乗り出した彩子の恋人・水乃サトルの前に、完璧に構築されたアリバイが立ちはだかる。
 名探偵と誘拐犯の息づまる対決! 長編本格推理。




誘拐犯の不思議
光文社
2010.07.25
ISBN978-4-334-92721-9
 

 鉄壁のアリバイに隠されていたものは、人間の、もっとも醜い部分。
 水乃サトル、戦慄!
 何という恐ろしい犯行でしょう。悪魔の所業だ!
 三葉の心霊写真が、期待で妄想的なおどろくべき誘拐事件へと、若き名探偵を導く!




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