奇跡島の不思議
角川書店 角川文庫
2001.08.25
ISBN4-04-349501-3
解説 我孫子武丸
孤島、《奇跡島》。昭和初期、名家の娘の手により享楽の館が築かれたが、彼女の不可解な死以来封印されてきた魔島。そこに眠る膨大な美術品を鑑定するために島を訪れた美大の芸術サークル。彼らを出迎えたのは凄惨な連続殺人だった。脱出不可能のパニックのなか、メンバーは自ら犯人を捜し求める……。これぞ、本格推理小説! 著者が全霊を込めて取り組んだ《フーダニット(犯人探し)》。厳密な論理と巧妙な道具立ててで読者に挑戦する意欲作、待望の文庫化。 |
奇跡島の不思議
角川書店 四六版
1996.11.25
ISBN4-04-873009-6
《孤島》+《館》+《クローズド・サークル》+《殺人鬼》 島を訪れた美術大生グループに告げられた”過去”からのメッセージ――それが惨劇の始まりだった。 |