悪霊の館
講談社 講談社文庫
2000.04.15
ISBN4-06-264845-8
解説 小森健太朗
不気味な逆五芒星の中央に捧げられた二重鍵密室の首なし死体。廷内を徘徊する西洋甲冑の亡霊。資産家一族の住む大邸宅で、黒魔術のミサを思わせる血みどろの惨劇が続く。当主はなぜ警察の介入を拒むのか。そして、「呪われた遺言」に隠された真実を追う名探偵・二階堂蘭子にもついに殺人者の魔の手が迫る! |
悪霊の館
立風書房 立風ノベルス
1996.12.20
ISBN4-651-42055-9
四体の西洋甲冑と五芒星形の魔方陣の中央に置かれた《首のない死体》は、二重鍵の厳重な密室の中にあった。 昭和43年夏――明治様式の西洋館で百六歳の老婆が死んだ。館に住む、三組の女の双子の謎を秘めた三家族、三世代の血族たちに、禍いの遺言を残して。 一年後、神秘に彩られ、次々に起こる殺人事件。時を遡り、フランス王家の先決に染まる暮色の呪いの蘇る中で……。 名探偵・二階堂蘭子、最大の危機!? |
悪霊の館
立風書房 四六版
1994.12.20
ISBN4-651-66061-4